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成功するリフォーム・具体編

「浴室・洗面所・トイレ」の場合

「浴室・洗面所、トイレこそ、できる限り豪華につくりましょう」

「浴室・洗面所・トイレ」のリフォームですが、これ、わたしだけのこだわりかもしれませんが、ここだけは、できうる限り豪華にしたいというのがテーマです。

そこは、だれもが必ず「裸」になる空間です。特に、ご高齢者がいらっしゃる家なら、ぜひともお薦めします。

わずかな狭い空間ですが、意外にも各々が、留まる時間の多い場所です。

人それぞれ違うでしょうが、お風呂の時間は1時間くらいがあたり前という方もいらっしゃいます。
特に、男女そろってダイエットや健康づくりが大流行の現代なら、半身浴や足湯など、家の「浴室」も、それを目的としたスペースとして活用されていることは、珍しい話ではありません。

「トイレ」にしても、たとえば、リラックスのための読書タイムをかねているという方もいらっしゃると思うんです。
なにはともあれ、各々、わずかの時間ではなく、そこそこ留まる時間がかかる場所であるということを忘れずにいてほしいのです。

具体的に「豪華」というのはどういうことかというと、たとえば「お風呂」なら、ちょっとした岩風呂みたいな設計を試みるといったアイデアもそのひとつです。

満天の星を見上げる露天風呂風に造りかえるという発想もあります。
「浴室」こそ、家の中で、人が精神的にリラックスできる場所ということを前提にすると、アイデアもいろいろ生まれます。

「洗面所」にしても、たった少しだけの小さなスペースながら、しっかり床暖房を施して暖かくすることも大切なことです。
あとは、収納をたっぷりできるスペースの確保、これもポイントです。

従来の日本住宅の「洗面所」にも「トイレ」にもいえることなのですが、たとえ採光の「窓」があったとしても横についた小さな「窓」で、なんとなく薄暗いことが多いことに気がつきます。
だれもが朝には顔を洗い、歯磨きする場所なので、気持ち良い光や採光はこの場所にも忘れずにいてほしいところです。

「洗面所」というのは、意外なことに、外と直接つながる「窓」を造るための壁がほとんどない珍しいか所なんです。いっぽうが風呂場の入り口であったり、もういっぽうは家全体から入り口ドアだったりで、気づけば「洗面所」そのものには、壁がほとんどない設計になってしまいます。

わたしは、リフォームするなら、そのことを解消する意味でも、上からの採光をご提案いたします。上から光が入る採光は、豪華さも演出するのにも効果的という、一石二鳥です。

なにもない上部に、大きく「窓」のスペースをとって、明るい「洗面所」にする、これがベストです。「鏡」の工夫という光のためのアイデアもあります。

ある家で、わたしが実際、目にした工夫なのですが、鏡を人が向かう前面と、もうひとつ側面に置く、これだけなのですが、ふたつの鏡どうしが光を反射し合って、すごく明るいんです。これは、いい工夫だと思いました。

家全体をリフォームするなら、小さな狭いスペースにまでこだわって、他のだれもがアッと驚いて、じっくり見れば、つくづく感心してしまうような「浴室」、「洗面所」、「トイレ」に造り変えてしまう設計は絶対に有りだと思います。

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