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間繋ぎ格子の家(デザイナー:橘 淳男)
人や地域との良い関係性を今後も継続していく為に、日本建築の伝統的な格子と引き戸を兼ね合わせて「そと・うち」との繋がりだけでなく、「ひと(家族)・ひと(地域)」の程よい距離間をデザインすることによって地域に根ざした住まい方を提案した住宅です。
玄関土間の壁材は塗り壁となっており、格子戸から漏れる柔らかな照明の明かりが壁を照らし、心安らぐ空間となっています。
京都町屋建築にある切妻の屋根型で、玄関の入口は平入りとしています。 アプローチには以前も利用されていたみかげ石を再利用し、リ・デザインしました。 植栽も以前からあるものをそのまま生かし、新たなロケーションが実現できました。
本物のこだわりのある物どうしが、お互いをデザインを引き立たせます。
リビング、土間、和室を格子戸で続き間にしています。 自宅で法事される施主様の希望もあり、高齢者の方は土間で椅子に腰を掛けながら参加できるようにしてあります。
キッチンからは素材感あふれる居間全体を見渡すことができます。 2階に上がる階段の途中には家族共有のパソコンスペースがあり、 コミニケーションがとりやすくなっています。
床面積 | 148.02m2 / 44.77坪 |
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工法 | 木造軸組 |
所在地 | 埼玉県加須市 |
竣工年 | 2013年 |
施工会社 | ポウハウス【ポラスグループ】長期優良デザイナーズ住宅 |