兵庫県に建てる注文住宅！費用相場や人気のエリアを紹介

兵庫県は神戸市や姫路市をはじめ、県全域で住み心地がよく魅力的な地域です。その上、JR山陽線や阪神線をはじめとする交通網が発達していて、県内だけでなく大阪方面へのアクセスにも優れています。そのため、注文住宅を建てるエリアとして兵庫県を候補に挙げる方も多いでしょう。 本記事では、兵庫県で注文住宅を建てるのにかかる費用相場や、注文住宅を建てるのにおすすめのエリアなどについて紹介します。ぜひ兵庫県での土地選びの参考にしてください。

兵庫県で注文住宅を購入する際の費用相場

住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」によると、兵庫県で建てる注文住宅の費用相場は土地を所有している場合は3,716.0万円（建設費のみ）、土地を所有しておらず購入する場合は4,657.7万円（建設費3,054.3万円＋土地取得費1,603.4万円）です。（※1）

一方で全国平均は、土地を所有している場合3,569.7万円（建設費のみ）、土地を所有しておらず購入する場合は4,455.5万円（建設費3,010.6万円＋土地取得費1,444.9万円）です。全国の費用相場と比較すると、建築費・土地取得費ともに兵庫県の数値が若干上回っています。（※2）

※出典：住宅金融支援機構 「 フラット35利用者調査（2021年度集計表） 」

大阪府・京都府・岡山県との比較

住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査」によると、兵庫県と隣接する府県の注文住宅費用の平均は以下の通りです。

（※）

※出典：住宅金融支援機構 「 フラット35利用者調査（2021年度集計表） 」

兵庫県の注文住宅にかかる費用相場は、関西の3府県の中では真ん中に位置しています。土地を所有している場合も所有していない場合も、隣接する大阪府よりは安く、岡山県よりは高額になりやすいです。

兵庫県で注文住宅を購入する人の平均年齢・世帯年収

ここでは、兵庫県で注文住宅を購入している人の平均年齢・世帯年収を紹介します。「どれくらい資金を用意すべきか」「何歳くらいで購入を検討するのがよいか」などを考える際に、目安にしてみてください。

注文住宅のみ建てるケース（土地購入なし）

住宅金融支援機構の「フラット３５利用者調査（2021年度集計表）」によると、兵庫県で土地購入なしで注文住宅を購入する人の平均年齢は44.0歳、世帯の平均年収は635.1万円となっています。（※1）

一方で、関西三府県で注文住宅の費用相場が特に高額な大阪府では、平均年齢は46.7歳、世帯の平均年収は616.5万円です。また、全国における平均年齢は45.1歳、世帯の平均年収は602.2万円となっています。（※2）

※出典：住宅金融支援機構 「 フラット35利用者調査（2021年度集計表） 」

土地付きで注文住宅を建てるケース（土地購入あり）

住宅金融支援機構の「フラット３５利用者調査（2021年度集計表）」によると、兵庫県で土地を含めて注文住宅を購入する人の平均年齢は38.1歳、世帯の平均年収は629.0万円となっています。（※1）

一方で、大阪府で注文住宅を購入する人の平均年齢は38.8歳、世帯の平均年収は629.0万円という結果です。全国における平均年齢は38.5歳、世帯の平均年収は639.3万円です。（※2）

※出典：住宅金融支援機構 「 フラット35利用者調査（2021年度集計表） 」

兵庫県で注文住宅を建てるメリット

ここからは、兵庫県で注文住宅を建てるメリットについて紹介します。

都会暮らしも田舎暮らしも実現できる

多彩な文化や風土を持つ兵庫県は、住むエリアごとに個性的な暮らしを実現可能です。芦屋市に代表される高級住宅街や、下町情緒残る工業地帯、瀬戸内の美しい海が広がる南西部、森林に囲まれた北部エリアなど、エリアによってさまざまなライフスタイルを送れます。

交通アクセスがよい

兵庫県南部はJR山陽本線が横断しており、大阪府方面へアクセスしやすいことが魅力です。県西部の中核駅である姫路駅からも大阪駅まで約1時間で行けるため、通勤に便利な上に、子供の進学先の選択肢も広がります。さらに、関西三空港のうち2つが兵庫県内にあるため、出張や旅行の際も便利です。東京都など遠方との2拠点生活もしやすいでしょう。

子育てしやすい

子育て支援に力を入れていることも、兵庫県の魅力です。県が行っている「乳幼児等医療費助成事業」では、国の「こども医療費助成事業」の対象年齢に満たない小学3年生までの子供の医療費の一部が助成されます。

また小中学生の教育にも力を入れていて、農林水産体験、職場体験、福祉体験など、学校を通して子供はさまざまな体験を味わえるでしょう。

多彩な休暇が楽しめる

兵庫県内には甲子園や宝塚大劇場をはじめ、スポーツ・芸術に触れられるさまざまな施設があります。また温泉街や海水浴場、スキー場など豊かな自然を活かしたさまざまなレジャー施設も多く、県内にいながら休日にさまざまな楽しみ方ができる点も魅力です。

兵庫県で注文住宅を建てるならココ！エリアごとに人気の町を紹介

兵庫県は摂津（神戸・阪神）、播磨、但馬・丹波、淡路という4つのエリアに分けられ、それぞれのエリアで異なる特性を持っています。注文住宅を建てる際には、エリアごとの価格帯や住みやすさを知った上で、土地選びをすることが大切です。

ここからは、兵庫県で住宅地として人気のエリア10選を紹介し、それぞれの人気の理由や住宅地の平均地価について解説します。

各エリアにおける住宅地の平均地価（一覧）

※出典：国土交通省 「 『令和５年地価公示』第９表 大阪圏の市の住宅地の平均価格等 」

※出典：国土交通省 「 『令和５年地価公示』第１５表 地方圏の人口10万以上の市の住宅地の平均価格等 」

摂津（神戸・阪神）エリア

摂津（神戸・阪神）エリアは県南東部にあり、大阪湾に面していて大阪府とも隣接するエリアです。市街地が広がっており生活の利便性が高く、都会的で洗練された高級住宅街から、工業地帯の名残を残す下町情緒あふれる町まであります。電車の路線も多く、県内だけでなく大阪市内へもすぐに移動できる点も魅力です。またエリア内には神戸空港もあるため、遠方への出張や旅行の際も便利です。

【高度な教育環境を持つ活気あふれる町】神戸市灘区

• 神戸市灘区の住宅地の平均地価：30万8,100円（1㎡あたり）

神戸市内で注文住宅を建てようとしているファミリー層におすすめしたいのは、優れた教育環境とおしゃれな町並みを持つ灘区です。

灘区は、神戸大学や灘高校など全国でも屈指の有名校があることで知られています。そのため学習塾も多く、子供の教育に力を入れやすい環境です。小学校は区内に13校あり、児童数400人前後の中規模校から1,000人前後のマンモス校までそれぞれに個性があります。（※）子供に通わせたい学校に合わせて土地を選ぶのも一つの選択肢でしょう。

※出典：神戸市 「 神戸市立学校園　学級数・児童生徒数等 」

区の中心地であるJR六甲道駅・阪急六甲駅は、周辺に活気のある商店街があります。神戸大学の最寄り駅でもあることから、商店街以外の場所にも飲食店やスーパーマーケットなどが立ち並んでおり、生活の利便性が高いエリアです。ハイキングやアスレチックなどが楽しめる六甲山も近いため、休日のお出かけ先にも困りません。

【大都市へのアクセスに優れたベッドタウン】尼崎市

• 尼崎市の住宅地の平均地価：19万3,800円（1㎡あたり）

交通の利便性を重視するなら、尼崎市がおすすめです。尼崎駅からは大阪駅まで約5分、三ノ宮駅まで約15分でアクセスできます。通勤に便利なのはもちろんのこと、子供の進学先の選択肢も広がる点も魅力です。駅周辺は商業施設が充実しており、近年再開発も進んでいます。歩道も整備されていて自転車でも移動しやすいことから、生活利便性は今後さらに高まるでしょう。

また尼崎市は子育てしやすい環境が整っており、出生率が高いことも特徴です。2020年の国勢調査では、合計特殊出生率が全国平均は1.33のところ、尼崎市では1.51を記録していて、摂津エリアでもトップクラスの数値に上ります。（※）

※出典：兵庫県 「 合計特殊出生率 」

尼崎市の子育て支援で特徴的なのは、保護者が育児について頼れる施設が多いことです。市内に7箇所ある「夢ルーム」では、子育てが初めての方向けに子供との接し方や離乳食などについて教えています。（※1）市内に10箇所ある「つどいの広場」では、親子が気軽に集まれて、一時預かりも可能です。（※2）身近に相談できる先があることで、安心感に包まれながら子育てに取り組めるでしょう。

※出典：尼崎市 「 夢ルーム事業 」

※出典：尼崎市 「 つどいの広場 」

【共働き世帯も安心の手厚い子育て支援】伊丹市

• 伊丹市の住宅地の平均地価：18万3,500円（1㎡あたり）

子育てしやすさを重視するなら、伊丹市もおすすめのエリアです。伊丹市では「子育てするなら伊丹」をスローガンに、子育て支援と医療・教育体制の整備に取り組んでいます。国勢調査での出生率も1985年以降、継続して県の平均を上回っています。（※1）

※出典：兵庫県 「 合計特殊出生率 」

伊丹市の子育て支援で特徴的なのは、子供2人以上を同時に預ける場合に適用される第2子の保育料無償化制度です。無償化対象となるのは0〜2歳の間で、2023年9月から所得制限も撤廃されます。（※2）また、学童保育（児童くらぶ）が全ての小学校で行われていて19時まで延長可能であるため、小学校入学後も夫婦ともにフルタイムで働きやすい環境です。

※出典：伊丹市 「 子育てするなら伊丹（５つの充実ポイント！） 」

また伊丹市は生活の利便性においても優れています。市内に関西3空港として数えられる伊丹空港もある上に、コンパクトな町並みの中に商店街やスーパーマーケット、ショッピングモールなどさまざまな商業施設が立ち並んでいる点も魅力です。

【西洋風のおしゃれな景色が広がる町】三田市

• 三田市の住宅地の平均地価：5万9,900円（1㎡あたり）

アメリカンスタイルの町並みでのおしゃれな暮らしを叶えたいなら、三田市がおすすめです。三田市には「ワシントン村」と呼ばれる区画があり、神戸三田国際公園都市（カルチャータウン）として開発されています。電柱・電線がなく、石畳と芝生が広がる中に西洋風の住宅が約1,600戸立ち並んでいることが特徴です。2023年6月現在分譲中の宅地もあり、住宅やガーデニング整備などに関する助成金も充実しています。（※）

※出典：神戸三田国際公園都市カルチャータウンワシントン村 「 分譲区画 」

また市内の主要駅である三田駅は、JR福知山線と神戸電鉄の2路線が通っており、大阪駅へも約40分でアクセスできます。郊外には西日本でも屈指の広さを誇るショッピングモールもあるため、買い物にも便利です。

播磨エリア

播磨エリアは、兵庫県南西部に位置するエリアです。明石海峡の西側にあたるため、瀬戸内海らしい温暖で降水量の少ない気候が特徴です。海水浴場が多いためマリンスポーツを楽しめる上に、内陸では農業や畜産業もさかんに行われています。酒米として知られる山田錦も、播磨エリアの特産物です。

一方で交通網も発達しているため、神戸市内や大阪市へのアクセスに優れた町が多い点も魅力です。播磨エリアであれば、豊かな自然をすぐ近くに感じながら便利な暮らしが実現できます。

【子育て支援が手厚い海沿いの町】明石市

• 明石市の住宅地の平均地価：10万3,300円（1㎡あたり）

明石市は、子育て支援が充実した自治体として全国的にも注目を集めています。明石市では、高校生までの医療費や中学校の給食費、第2子以降の保育料が無料です。さらに0歳児の自宅に毎月おむつや子育て用品を届け、育児に関する相談にも乗ってくれる「おむつ定期便」もあります。金銭面でも精神面でも子育て中の世帯を支えるさまざまな施策が行われているのが魅力の一つでしょう。（※）

※出典：明石市 「 子育てするならやっぱり明石 」

JR山陽本線の新快速が停まる駅が市内に2つあり、明石駅からは三ノ宮駅まで約15分、大阪駅まで約37分、姫路駅まで約24分と多方面にアクセスしやすい点も魅力です。市内の8割が駅から徒歩20分圏内に収まっているため、マイカーがなくても十分生活できます。

明石海峡大橋を一望できる海岸はウミガメが産卵に来るほど美しく、子供とのお出かけ場所にもおすすめです。また、市内の日照時間は関西の中でも長いことから、穏やかでのびのびとした暮らしを送れるでしょう。

【利便性が高く人情味あふれる町】姫路市

• 姫路市の住宅地の平均地価：6万9,000円（1㎡あたり）

白鷺城の愛称で知られる姫路城の城下町である姫路市は、大都市へのアクセスも重視しつつ、近隣との交流を深めながら暮らしたい人におすすめの町です。

市内の中心部である姫路駅からは、新快速で三ノ宮駅まで約40分、大阪駅までは約1時間、新幹線を利用すると新大阪駅まで約40分で到着できます。神戸市内だけでなく、大阪市内への通勤・通学も十分に可能です。駅周辺は商業施設が充実しているので、買い物にも困りません。

また、姫路市は「灘のけんか祭り」や「播州の秋祭り」などのお祭りが盛んなことからも、昔ながらの人情味溢れる雰囲気を味わえます。地域の方との交流を重視したい世帯や、地域で子供を見守りながら育てたい子育て世帯にとっては、適した環境です。

但馬・丹波エリア

但馬・丹波は県の北東部に広がるエリアで、約8割が森林です。年間を通して涼しい気候が広がっており、避暑地としても人気です。豊かな自然を活かして、北部では海水浴、内陸部ではスキーなどさまざまなアウトドアレジャーを楽しめるスポットがあるので、アクティブな休暇を過ごせます。

エリア内にはJR福知山線や加古川線、播但線などの鉄道路線も通っています。一方で、エリア内を網羅するように国道が整備されており、沿道に郊外型の大型店も多くあるため、車で移動する方が多いようです。

豊かな自然に囲まれたスローライフを楽しめることが、但馬・丹波エリアに住む魅力です。

【田舎暮らしが楽しめる人気の移住先】朝来市

• 朝来市の住宅地の平均地価：3万6,650円（1㎡あたり）

朝来市は、都市部からの移住先として人気を集める地域です。移住後の収入を確保できるよう、UIJターン希望者向けの仕事紹介サービスをはじめ手厚いサポートが用意されています。市の移住支援制度を活用して移住した人の数は、2014〜2022年までの9年間で507組に上っており、20〜40代の若者や子育て世帯が約80％を占めています。（※）

※出典：朝来市 「 朝来市に移住された人、移住を検討されている人が増えています！ – あさご暮らし。 」

朝来市は山頂に位置し「天空の城」とも呼ばれる竹田城跡もあり、美しい自然に囲まれた田舎暮らしが可能です。その一方で、和田山駅周辺にはスーパーやホームセンターなどの商業施設が集まっており、日常的な買い物には困りません。姫路市街や京都府の福知山市街へも車で約45分の距離なので、ちょっとしたお出かけもしやすいでしょう。

【子育てと2拠点生活がしやすい町】丹波市

• 丹波市の住宅地の平均地価：1万5533円（1㎡あたり）

京都府福知山市と隣接する丹波市は、歴史を感じさせる建物やのどかな田園風景が広がる盆地です。京阪神（京都・大阪・神戸）へ約1時間半で着くというアクセスのよさにより、都市部との2拠点生活をしたい世帯からも人気を集めています。

丹波市に注文住宅を構えるメリットは、子育て環境が整備されている点です。出生時に10万〜50万円を給付する「ハッピーバース手当」などの子育て支援制度がある他、市内には小学校も22校あり、全校児童50人程度の小規模校から200人を超える学校までさまざまです。（※1）出生率も高く、2020年の国勢調査では合計特殊出生率が1.59と、全国平均の1.33を大きく上回っています。 （※2）

※出典：丹波市 「 小中児童生徒数 」

※出典：兵庫県 「 合計特殊出生率 」

淡路エリア

瀬戸内海に囲まれる中で、のんびりとした島暮らしが楽しめるのが淡路エリアです。平均気温は15.5度と温暖で、積雪はほとんどありません。起伏の少ない地形をしていて、高い建物も少ないことから、開放感のある景色が特徴です。

淡路島は東京23区とほとんど同じ大きさながら、人口は100分の1ほどと、のびのびとした暮らしができます。（※）島内には電車がないため車が必須ですが、スーパーやホームセンターなどの商業施設や学校、病院などの公共施設も充実している点も魅力です。

※出典：あわじ暮らし総合相談窓口 【淡路島（淡路市・洲本市・南あわじ市）への移住相談】 「 淡路島のこと 」

【交通アクセスに優れた淡路島の玄関口】淡路市

• 淡路市の住宅地の平均地価：2万6,400円（1㎡あたり）

淡路エリアで注文住宅を建てたい方におすすめなのは、淡路市です。明石海峡大橋で神戸方面へすぐにアクセスできるため、神戸や大阪へ通勤しながらも、淡路島でのスローライフを送れます。また、明石海峡大橋を行き来するバスが早朝から深夜まで発着しているので、子供の進学先も島内だけでなく神戸方面も選択可能な点も魅力です。

市内には保育園と認定こども園が計15箇所、公立小学校が11箇所あり、子育てをサポートする「子育て学習センター」や「子育て世代包括支援センター“おむすび”」などの公共施設も充実しています。（※）

※出典：神戸のおとなり淡路島 淡路市移住相談サポート窓口 「 育てる 」

兵庫県の住宅取得補助金・移住支援

ここからは兵庫県や県内の各市町村が運営する、注文住宅に関連した補助・支援制度を紹介します。

※全て2023年6月時点の情報です。

【神戸市】子育て応援住宅取得制度

「子育て応援住宅取得制度」は中学生以下の子どもがいる世帯もしくは、合計年齢80歳以下若年夫婦のみの世帯が、神戸市内の住宅を購入する際に適用される制度です。

土地も注文住宅も購入する場合（宅地購入型）は、最大45万円（基礎額30万円＋市外転入10万円＋近居同居5万円）が給付され、建て替えの場合は最大95万円（基礎額80万円＋市外転入10万円＋近居同居5万円）が給付されます。（※）

※出典：神戸市 「 住みかえーる 」

申請は電子フォームのe-KOBEで受け付けており、2023年度の受付期間は2023年6月1日から2024年3月31日までですが、予算に達し次第受付を終了します。申請前に補助対象となるか調査するのも可能なので、詳細は神戸市のホームページでご確認ください。

【三田市・播磨市】若年世帯新居購入支援制度

「若年世帯新居購入支援制度」は、三田市の「神戸三田国際公園都市」または播磨市の「播磨科学公園都市」の分譲地を取得する場合に適用される補助金です。土地購入申し込み時点で結婚後10年以内、もしくは中学入学前の子供を扶養する世帯が対象となります。

補助対象は土地取得費で、金額は400万円です。さらに、 播磨市の「播磨科学公園都市」では新居購入奨励金として100万円、出産祝いとして50万円も交付されます。（※1,2）

※出典：兵庫県 「 若年世帯新居購入支援制度ほか助成制度について(カルチャータウンワシントン村) 」

※出典：播磨光都21 「 各種助成金 」

三田市の「神戸三田国際公園都市」では、太陽光発電システムやガーデニングなどへの助成金制度もありますが、若年世帯新居購入支援制度との併用はできませんのでご注意ください。（※3）

※出典：神戸三田国際公園都市カルチャータウンワシントン村 「 分譲区画 」

【尼崎市・明石市など】グループパワーチョイス

「グループパワーチョイス」は、住宅用太陽光発電システムや蓄電池を共同購入し、購入費用を抑えられるキャンペーンです。2023年6月現在は、10の市町村（明石市・芦屋市・尼崎市・伊丹市・猪名川町・川西市・神戸市・三田市・宝塚市・西宮市）で行われています。

2023年度の場合、キャンペーンに参加するための登録や購入の判断は8月31日が期限で、購入費用の見積もりは事務局から事前に案内されます。そのため、どれほどお得になるか確認するには、登録をしなければなりません。また新築の場合、キャンペーンを利用するには電力会社に売電するための系統連系申請の手続きと、経済産業省への固定価格買取制度の手続きが別途必要です。

詳しくはグループパワーチョイスのホームページをご確認ください。（※）

※出典：明石市、芦屋市、尼崎市、伊丹市、猪名川町、川西市、神戸市、三田市、宝塚市、西宮市、アイチューザー株式会社 「 みんなのおうちに太陽光 」

兵庫県の住宅展示場はどこにある？

注文住宅を建てる際、間取りや内装・外装、設備などのイメージを具体化するために役立つのが住宅展示場です。兵庫県で注文住宅を検討している方は、ぜひ近隣の住宅展示場まで足を運んでみてください。

ここでは兵庫県内で利用できる主な住宅展示場について紹介します。

兵庫県内の主な住宅展示場

兵庫県の代表的な住宅展示場は以下の3つです。

• ABCハウジング神戸駅前住宅公園内：兵庫県神戸市中央区東川崎町1-1-3
• ABCハウジング伊丹・昆陽の里住宅公園：兵庫県伊丹市奥畑4-33
• 神戸新聞ハウジングセンター姫路会場：兵庫県姫路市城東町五軒屋40-1

※2023年6月時点の情報です。

なお、ハウスメーカーや工務店のモデルルームは、住宅展示場内にかぎらず兵庫県全域にあります。不動産情報サイトやハウスメーカー・工務店のホームページをチェックして、気になる会社があればモデルルームの情報を調べて、足を運んでみてください。

兵庫県に注文住宅を建てるなら、希望や条件に合った家づくりのための情報収集をしよう

兵庫県は交通網が整備されており、瀬戸内海や中国山脈などの美しい自然も身近にあることから、特に注文住宅の購入を検討するファミリー世帯に人気の地域です。理想の注文住宅を建てるためには、土地選びはもちろん、複数のハウスメーカーや工務店からカタログ・パンフレットを取り寄せることが大切です。その際には、注文住宅相談サイトの「タウンライフ家づくり」が役立ちます。

タウンライフ家づくりには全国のハウスメーカー・工務店が登録されており、希望や条件に適した土地情報や間取りプラン、資金計画などの資料を一括で取り寄せられます。条件などを入力すれば資料は無料で貰えるため、兵庫県での注文住宅づくりをよりスムーズに進めるためにも、まずはお気軽に利用してみてください。

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