お風呂にこだわりたい! 注文住宅で実現する理想の浴室
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日々の生活を快適に過ごす上で、お風呂は非常に重要なポイントです。注文住宅を建てる際に理想のお風呂を実現できるよう、お風呂の種類や選び方、注意すべきポイントについて知っておきましょう。注文住宅の購入を検討している方は本記事を参考に、こだわりのお風呂を実現してください。
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目次
注文住宅で検討できるお風呂の種類
注文住宅で検討できるお風呂には、主にユニットバス、ハーフユニットバス、造作風呂の3種類があります。それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
1. ユニットバス
ユニットバスとは、壁・床・天井・浴槽などの浴室パーツがセットで製造されたお風呂です。工場で生産された規格品が現場に持ち込まれ、そのまま組み立てられます。規格品を現場で組み立てる工法はユニット工法と呼ばれます。
ユニットバスのメリット
- 気密性が高い
- 掃除しやすい
- 品質が安定している
- 実物を見られる
- 工期が短い
- コストを抑えられる
ユニットバスはパーツが家の構造から独立しており、外壁から伝わる冷気の影響を受けにくくなっています。加えて壁や床は断熱構造が採用されており、外気温が低い季節でも暖かさを維持しやすいのが特長の一つです。床や壁のパーツにつなぎ目がないことで、水漏れしにくい・汚れがたまりにくいなどのメリットもあります。
またユニットバスは、品質が安定しているのも魅力です。全てのパーツは工場で一貫生産されており、個体差がほとんどありません。ショールームで見たお風呂のイメージをそのまま再現しやすく、施工後にガッカリするリスクは少ないといえます。この他、工期が短い、コストを抑えられるというのもユニットバスならではのメリットです。現場ではパーツを組み立てるだけなので、浴室工事は一般的に2~6日程度で終了し、従来の工法よりもコストを抑えられる傾向にあります。
ユニットバスのデメリット
- サイズが決まっている
- 設備の後付けが難しい
- 個性を出しにくい
ユニットバスは規格品のため、サイズはある程度決まっています。スペースの広さや形状によっては、希望のユニットバスを選択できないことがあるかもしれません。
また1度ユニットバスを備え付けると、設備の後付けは難しくなります。ちょっとした追加でも壁や床の解体を伴う可能性があるため、必要な設備は初めから全て付けておくのがおすすめです。
人によっては、きれいにまとまりすぎたデザインをマイナスに感じる方もいます。ユニットバスは、あらゆる注文住宅にマッチするようデザインされており比較的無難なデザインが多いため、個性を出したい方には不向きです。
2. ハーフユニットバス
注文住宅では、ハーフユニットバスというスタイルも選択できます。ハーフユニットバスとは、壁の下半分だけがセットになったお風呂です。洗い場や浴槽などは規格品ですが、壁の上半分は自由に選択できます。ユニットバスと造作風呂の折衷型であるため、「完全な規格品は嫌だけどコストは抑えたい」というニーズにマッチするでしょう。
ハーフユニットバスのメリット
- ユニットバスよりも自由度が高い
- 造作風呂よりも気密性が高い
- 造作風呂より低コスト・短納期
ハーフユニットバスなら、壁の上半分と天井はデザインの規制がありません。素材や設計の選択肢が広がり、理想のお風呂を実現しやすくなります。
またハーフユニットバスは、洗い場や浴槽のつなぎ目がない規格品です。完全オリジナルの造作風呂と比較すると防水性が高く、水漏れの心配がない・掃除しやすいなどのメリットがあります。また設備の半分は規格品のため、現場で組み立てるだけです。フルオーダーメイドの造作風呂と比較するとコストがかからず、工期も短くなります。
ハーフユニットバスのデメリット
- 取り扱いが少ない
- ユニットバスよりは高額になる
ハーフユニットバスは、ユニットバスほど取り扱いがあるわけではありません。メーカーによっては取り扱っていないこともあり、思い通りのユニットバスを見つけられない可能性もあります。
また壁の上半分と天井は自由にデザイン・設計できる、ユニットバスよりも施工費は高額です。素材や仕様にこだわれば、造作風呂並みのコストがかかることも。ハーフユニットバスを選択するときは、コストとデザインの着地点をどこにするかが重要なポイントです。
3. 造作風呂
造作風呂は、日本伝統の在来工法で作られるお風呂です。在来工法ではユニットバスのように規格品を使わず、コンクリートやモルタル、タイルなどを使ってお風呂が作られます。
在来工法は、ユニットバスが登場するまではごく一般的な施工方法でした。一時下火になったものの、近年家で過ごす時間が重視されるようになり再び注目が集まっています。
造作風呂のメリット
- 思いどおりのデザインを実現できる
- イレギュラーな形状にも対応できる
造作風呂は職人が一から作るため、デザインの融通を利かせやすいのが魅力です。「こんなお風呂を作りたい」という希望がしっかりとある方は、造作風呂がおすすめです。素材も限定されないため、ヒノキや大理石などを使った高級感のあるお風呂にすることもできます。また造作風呂はスペースに合わせて工事が行われます。ユニットバスのように、形状が合わない、スペースが足りないなどと困ることはありません。
また「手すりが欲しい」「タイルの一部だけ色を変えたい」などの細かな希望にも対応でき、完全オーダーメイドのお風呂を作れます。
造作風呂のデメリット
- 工期が長い
- コストがかかる
造作風呂はユニットバスとは異なり、現場で作り上げていくものです。お風呂の広さや仕様によっては、完成までに数週間かかるケースもあります。
また造作風呂はコストがかかる点に注意が必要です。お風呂の素材・部材コストはもちろん、スキルのある職人を雇うための人件費負担も大きくなります。
注文住宅で理想のお風呂を作るための5つのポイント
注文住宅で理想のお風呂を作るためには、お風呂の位置、浴槽と浴室の広さ、窓の配置と大きさ、浴室の色合い、オプションについて検討することが大切です。
1. お風呂の場所を決める
お風呂を北側にするか・南側にするかで、注文住宅での生活のしやすさや入浴時の快適性が変わります。
北側に設置した場合
採光や通気性を確保しやすい南側にリビングを配置したいと考える場合、北側にお風呂を配置することを検討しましょう。水回りを北側にまとめれば、生活動線がスムーズになり、利便性が上がります。
なお北側のお風呂の注意点は、日光や風の通り道の確保が難しいことです。お風呂の湿度が常に高ければ、カビが発生しやすい環境となります。北側にお風呂を設置する際は、いかに換気を徹底するかが重要なポイントです。
北側にお風呂を設置する場合は、大きな窓を設けて採光・通風を確保する、24時間稼働する換気扇を付けるなどを検討してみてください。
南側に設置した場合
南側は日当たりや風の通り道を確保しやすく、湿気がこもりにくいのが魅力です。北側のお風呂と比較してカビが発生しにくく、日光もたっぷりと入ってくるので、日中お風呂に入る場合は特にリラックスできるでしょう。
ただし日当たりが良く快適な南側は、一般的にはリビングを配置する方角です。南側にお風呂を配置することで、リビングが狭くなったり他の方角に配置しなければならなくなったりする可能性も。南側にお風呂を設置するときは、本当に南の方角にお風呂を配置すべきか、他の部屋にしわ寄せがいかないかを十分に検討してください。
2. 浴槽と浴室の広さを決める
広いお風呂は快適ですが、家の面積には限りがあります。広さを決めるときは、他の部屋とのバランスを考えましょう。1人ずつ入るなら1坪、家族2人で入るなら1.25坪、広々入るなら1.5坪程度の広さの浴室がおすすめです。
またユニットバスを選ぶ場合は、お風呂や浴槽の規格が決まっています。家族の人数や体の大きさを考えて選びましょう。特に浴槽のサイズは、お風呂の快適性を決める重要なポイントです。サイズ選びは、以下を参考にしてください。
- 浴槽の横幅100~130cm:身長160cm以下の人であればゆっくり入れるサイズ
- 浴槽の横幅140cm:身長の高い人が足を少し曲げて入れるサイズ
- 浴槽の横幅160cm:親子2人でも入れるサイズ
- 浴槽の横幅180cm:親子2人でゆったり入れるサイズ
3. 窓の配置・大きさを決める
窓を設置するときに考えたいのは、設置場所と大きさです。換気目的なら高い位置に、外の景色を眺めたいなら低い位置に付けるとよいでしょう。
また開放感溢れる浴室にしたいなら、窓の面積を大きく取るのもおすすめです。浴槽から外の風景が見えれば、バスタイムが一層快適になります。ただし窓が大きいと外気の影響を受けやすく、夏は暑く、冬は寒くなるのがデメリットです。外から浴室内が見えやすくなり防犯面の不安も大きいため、お風呂の場所によっては避けた方がよいケースもあります。
4. 浴室の色合いを決める
壁や天井、床、浴槽にどのような色を使うかで、お風呂の印象は大きく変わります。まずは「どのようなお風呂にしたいか」を具体的に考えてみましょう。
落ち着いたシックな雰囲気にしたい場合は、ブラウンをメインにしたダークカラーがおすすめです。壁・天井を統一することで、高級感のあるお風呂となります。全てダークカラーだと重すぎると感じる際には、浴槽や壁の1部のみにホワイトを取り入れると軽さが出るでしょう。
掃除のしやすさや清潔感を重視する場合は、ホワイトの天井・壁・浴槽で統一しましょう。ホワイトなら水あかが目立ちにくく、明るさや開放感も感じられます。
また家全体のテーマカラーが決まっている場合は、テーマカラーに合わせて天井・壁・浴槽の色を統一するのもおすすめです。
5. オプションの搭載を検討する
浴室設備にはさまざまなものがあり、どれを付けるか迷うことも多いです。「導入したけれど結局使わなかった」と後悔しないよう本当に必要かどうかを見極めましょう。ここからは主な浴室設備を紹介します。
浴室乾燥機・浴室暖房
浴室乾燥機は、換気扇や乾燥機として使える設備です。悪天候の日や花粉が多い日など、外に洗濯物を干せないときに重宝します。また浴室暖房が付いているものなら、入浴前に浴室内を暖めることも可能です。高齢者や疾患がある方などがいて、寒い冬のヒートショックを予防したい際に重宝します。
ミストサウナ
ミストサウナは、霧状の水蒸気を噴出させ、浴室内を暖める設備です。多くの場合、浴室乾燥・暖房機の機能の一つとして搭載されています。銭湯などで見かける高温・低湿度のドライサウナのような息苦しさを感じることなく、たっぷり汗をかくことが可能です。
ジェットバス
ジェットバスは、ジェット機能付きの浴槽です。浴槽の吹出口から噴出される気泡が全身に心地良い刺激を与えてくれます。自宅にいながらにして、リゾートホテルにいるかのようなラグジュアリーな気分を味わうことが可能です。なおジェットバスを希望する場合はハイグレードの浴槽を選択しなければなりません。導入する場合、コストがかかることを理解しておきましょう。
浴室テレビ・バスオーディオ
浴室テレビやバスオーディオは浴室にいながらテレビを観たり音楽を聴いたり、お風呂の時間をより楽しくしてくれる設備です。テレビは壁掛け式・埋め込み式などから選択でき、どの設置方法を選ぶかでコストも変わります。一方で、音楽だけ聴ければよいという方には、バスオーディオという選択肢もあります。
後悔しない浴室やお風呂を作る際の注意点
理想のお風呂を実現する上で、こだわりたいポイントは3つあります。お風呂が完成してから後悔しないよう、どのような点に気を付けるべきかを理解しておくことが大切です。
浴槽を適度な大きさにする
浴槽の大きさは、ランニングコストと快適さのバランスを考えて決めましょう。浴槽が広いと心地良く入浴できますが、光熱費が高くなりやすいです。冬はお湯が冷めやすく効率も悪くなるというデメリットもあります。
一方で浴槽が狭すぎると、窮屈でくつろげません。ある程度ゆったりと体を伸ばせる、ゆとりのあるサイズが必要です。
オプション機能は必要なものだけ導入する
せっかくオプション設備を設置しても、使わなければ意味がありません。導入コストはもちろん、ランニングコストやメンテナンスの手間も含めて考え、「それでも欲しい」と思えるものだけを厳選して導入することがおすすめです。
バリアフリーの要素を検討する
長く使うことを考えるなら、設備のバリアフリー化を検討しましょう。お風呂を作るときに、以下に挙げるような対策をしておけば、家族の介護が必要になったときや自分がシニアになったときも安心してお風呂に入れます。
- すべりにくい床を選ぶ
- 出入り口の段差をなくす
- 手すりを設置する
- 浴室暖房を設置する
注文住宅だからこそお風呂の理想を詰め込もう
注文住宅で理想のお風呂を叶えるには、お風呂の種類を選んだり浴槽のサイズや素材を決めたりなどと、考えることややるべきことことがたくさんあります。まずは自分はもちろん家族の人数やライフスタイルなどを振り返り、どのようなお風呂が必要なのかを見極めましょう。
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