T-style garden

建物の色に合わせ、門扉やフェンスなどの門廻り製品はベージュがかったグレーに。門扉のスクエアデザイン格子で、自然なイメージの中にもスタイリッシュな要素を加えました。 門袖と道路沿いの塀は白塗りの刷毛引き仕上げにして、シンプルでナチュラルなイメージに。フェンスはすりガラス調の目隠しパネルで、外からの視線を遮りつつ庭への採光を確保します。

駐車スペースとアプローチも白を基調色に、タマリュウ目地を切りアクセントに。アールを描いたアプローチには、夜間の足もとを優しく照らすライトを埋め込みました。 アプローチと掃き出し窓前にある階段は、「蹴込階段」を採用。普通の階段とは一味違ったおしゃれなデザインになりました。

植栽の雑木は株立ちを選び、自然な雰囲気に。足もとを彩るオタフクナンテンは、成長してもあまり高さが出ないので、グラウンドカバーにもなる常緑低木です。

寒さにあたると葉が赤く美しい色づき、群生させると見ごたえがあります。

夜、照明が点灯したアプローチの様子です。 門柱の上に添えられたライトとアプローチの青い埋込ライトが、帰宅されたご家族の足元をやさしく照らします。

ブロック積みの部分にはガラスブロックをポイントにはめ込み、壁の閉塞性を緩和し、採光も確保します。

こちらの施工は東洋工業の「ソリッドストーン・ポイント」ブロックです。クオリティの高さとモダンなデザインで、最近人気が上昇中です。 門扉とポストも、シンプルでモダンなデザインのものに。デザインのイメージ「スクエア」があしらわれたポストがおしゃれです。

コンクリートのグレーには、門扉のダークな色を合わせて引き締めます。 アプローチのタイルも白系にして、全体的にモノトーンでまとめたクールな印象の門周りデザインになりました。

デッキにはメンテナンスフリーなアルミ柵を設けました。柵があればうっかり足を踏み外すことも無く、夜間の転落防止にも役立ちます。 敷地境界の柵も同様に、ガーデンルームと色を合わせたシンプルな横格子のアルミフェンスです。設置距離が長い場合、シンプルですっきりしたデザインにすることで光の透過性も確保でき、お庭の植栽にもよいですね。