中国広州・深圳に行く前に知っていれば良かったこと

中国広州・深圳に行く前に知っていれば良かったこと

目次

今回は中国で3番目に大きい都市の広州 と、経済発展の目覚ましい深圳 に行ってきました。

中国は海南島、香港、マカオ、上海、北京に次ぎ6番目の都市となります。

広州・深圳と聞いてもピンとこない方も多いのではないでしょうか?場所でいうと、中国の下の方、香港・マカオのすぐ上の隣接したところです。

広州は香港西九龍駅から新幹線で1時間、深圳は地下鉄で40分くらいで行けるところに位置しています。

寒いイメージの中国ですが、南に位置しているので12月の平均最高気温17℃、平均最低気温10℃とこの時期としては暖かで過ごしやすい です。

広州と深圳間も高速列車で1時間10分くらいです。

中国の中で、ここ数年目覚ましい経済発展をしている深圳ですが、上海や北京のようにメジャーな観光地でないので、情報があまりありません。

これから行く方に少しでもお役に立てばいいなと思います。

1.中国 広州・深圳への行き方

広州へはJAL・ANAともに直行便が飛んでいます。

  • ANAは羽田、成田から毎日1便ずつ
  • JALは羽田から毎日3便ずつ
  • 中国南方航空は羽田から毎日3便

深圳へは深圳航空・中国国際航空が毎日1便となります。

今回はJALの羽田発 広州行きにて行ってきました。

2.広州白雲空港から市内へ行く方法

空港からの移動方法は

手段 料金 所要時間 備考
タクシー 約100元~(体育西路駅までで250元程) 60分程 別途高速料金
エアポートバス 5~36元(乗る方面により異なる) 60分~(下車地による) 出発間隔も行先によって様々。20分間隔もあれば60分間隔もある。
地下鉄 2~7元(広州東駅まで) 50分程

エアポートバスは利用ホテルの近くの停車が無かったので、今回は地下鉄を利用しました。

空港から地下鉄(中国語では地鉄)は案内も出ていてとっても分かり安いです。

飛行機から降りると、この機械で指紋登録。長蛇の列です。

入国審査を過ぎ、エスカレーターをくだり

出口には掲示板

通路の先に…

手荷物検査

中国は電車に乗る時には手荷物検査がどこの駅でもあります

エスカレーターを降りると、地下鉄の改札

羊城通カードの購入・チャージできる販売機

前回北京に行った時に、自動券売機の調子が悪く、何度お金を投入しても戻ってきてしまい、なかなか買えず困ってしまった経験のため、今回は羊城通カードを買うことにしました。

バスだとおつりも出ないので常に細かいお金が必要で手間ですからね。

『羊城通カード』は日本のパスモやスイカのように使える交通系ICカードです。

最初に50元(デポジット代18元とチャージ分32元)で購入

空港駅にはこの自動販売機がありましたが、すべての駅にあるとは限りません。

無い場合は、クリーニング店やサービスセンターでも買えるそうです。

自動券売機で購入する場合の注意点ですが、50元札しか使えませんでした。

またチャージは現金の場合100元のみ。スマホ決済が出来れば上記のとおりでなく、10元からチャージできましたが観光客で使える人は少ないですよね。

1日券・3日券、普通券とありますが、今回は普通券を購入。

いざ、地下鉄の改札にピっ!

私はすんなり通れたのですが、連れが何度やってもダメ。

服務中心(サービスセンター)へ行ってICカードを確認してもらったらチャージが0円だって!

いやいや、今買ったばかりで1度も乗ってないよ!

って、スマホ翻訳を見せてはみたものの証拠になるものもなく泣き寝入り…。結局、先程購入した販売機で早速100元チャージ。

2~7元で乗れる地下鉄に100元もチャージしても絶対に使いきらない…とは思ったのですが、コンビニでも使える し最後は返却すればデポジット分と残金が戻ってくるとブログに書かれている方がいたので躊躇せずにチャージしました。

恐る恐る改札にタッチ。2度目は大丈夫でした。

そこから地下鉄3号線に乗って市内へ。

珠江新城まで行きたかったのですが、空港からの3号線は体育西路止まりです。
そこで、ホーム乗り換えをしないと番萬広場方面へはいけません。
このホーム乗り換えですが、左右両方開いてどちらからも乗降します。

どちらのホームに降りたら良いのか分からず、人の波に流れて降りてしまったら、逆方向でした。

一度逆に降りてしまうと、ホームを上がりぐるりと回らないと反対方面へは行けません

この駅は乗降客が多くスーツケースを持っての移動はとても大変

空港から乗った場合、番萬広場方面へ行く方は進行方向に向かって右の扉のホームへ降りてください。

逆に天河客送駅方面に行く方は進行方向に向かって左の扉のホームへ降りてください、そうするとスムーズです。

3.広州市内の交通(羊城通カードの攻略法)

市内は地下鉄、バスが充実 しています。

バスも一律2元くらい(遠方まで行くものはちょっと高い路線もあります)で、タクシーもたくさん走っています。初乗り12元

上記にも書きましたが『羊城通』カードで地下鉄もバスも乗れますが、タクシーと高速鉄道には使用できません。

ただ、ここでもまたトラブルが!

バスに何回か乗った時のことでした、タッチしても反応しなくなったのです。

そしたらバスの運転手さんが「チャージが0だよ」って!

え!?まだ12元くらいしか使ってないはず!

納得いかなかったのですが、その場は現金で支払いをして乗車しました。

その後、地下鉄のサービスセンターで確認してもらったらやはり0円になっていました。

こんな可愛い記念カードもあります。

スヌーピーもあった♡

よーく見てみると…ダックの方は価格50元(うち、チャージが12元)スヌーピーの方は価格50元(チャージはなし)と記載があった!

記念カードにすると18元のデポジット以外にカード料金が必要だったんですね。

自動券売機で買う時に中国語が分からなかったので全く気づきませんでした、どれも50元だったしね。

道理で最初に連れはチャージが0円で通れず、私は12元程乗ったらチャージがなくなったわけです、使い切ってしまっていたんですね。

記念に持ち帰るのであれば良いですが、特に必要ないようであれば通常タイプを購入するのがおすすめです。

また、これは帰国時に分かったのですが、地下鉄の空港駅のサービスセンターでは返却・返金手続きができません。

空港北駅の広州地鉄のサービスセンター


よーく見ると、中国語でメトロのサービスセンターでは返却はできませんと記載されていました。

地下鉄のサービスセンターでは取り扱っておらず、広州東駅か公園前の羊城通のサービスセンターのみとなるそうです。

到着時にチャージが0円だった時にこのサービスセンターを確認していたので、てっきり、ここで出来るものだとばかり思い込んでいました。

今更、戻る事は出来ないのでそのまま持ち帰る事に…そうですよね、観光客のためにある物ではないのですからね。

デポジット分は仕方がないにしても、100元もチャージしてしまったので2人分の残金が160元くらい。

これは、空港内にセブンイレブンがあったのでそこで使用することができました。

箱入りのお菓子のお土産もあったのでこちらで調達。

老舗広州料理店のお菓子

無駄にならずに良かった♪

ターミナル2のセブンイレブン

JALなどの国際線の手荷物預けカウンターを過ぎまっすぐ行った突き当り、保安検査場に入る前にあります。

広州地下鉄・バス 羊城通カードの注意点

  • 自動券売機では50元札しか使えない
  • 自動券売機では現金の場合100元しかチャージできない(コンビニなら好きな金額が出来るみたいです)
  • 記念カードは有料
  • 返却はメトロのサービスセンターではできない。公園前駅、広州東駅など市内4か所くらいの羊城通サービスセンターのみ。

毎回切符を買う手間は省けるので楽ですが、それ以外の手間を考えると短期の旅行者は向いていない気がします。

300円程で楽を買うか、記念のお土産にするかどうかですね。

広州バスの攻略法

市内はバスがたくさん走っていてとても充実しています。料金は一律2元(距離によって高いところもあります)

地下鉄のように路線図があると分かり安いのですが、バスの路線図を探すことができませんでした。

そこで、百度地図を利用。

グーグルマップも使えたのですが、百度地図だとバスの乗り換え案内も検索できます

行きたい場所の経路を検索すると、電車、バス、徒歩、タクシーで行った場合の経路が表示されます。

バスの番号や下車バス停名、乗り換えバス停も表示され、更に検索した時間によりバスの時刻表を加味した内容が表示 されます。

これがあれば、路線図が無くても全く問題ありません

広州の地下鉄はとても混んでいるので、ゆっくり座れるバスもおすすめです。

4.広州おすすめ観光スポット

広州動物園・長隆野生動物世界

中国といえばパンダパンダを見ずにしては帰れません!

広州には2つの動物園があり、どちらもパンダがいます。

広州動物園

場所 地下鉄5号線「動物園駅」下車すぐ
入園料 20元
営業時間 8:00~18:00

60年以上の歴史をもつ古い動物園。パンダは2頭(2019年1月現在)

可愛らしい動物園駅

地下鉄を出るとすぐです

こちらの券売所にて入園券を購入

入り口

園内マップ

パンダ館発見!

一頭はお昼寝中

もう一頭は元気に動き回っていました
パンダも水にはいるのね

長隆野生動物世界(香江野生動物世界)

場所 地下鉄3号線「漢渓長隆駅」徒歩8分orシャトルバス3分(無料)
入園料 平日:300元
特定日:350元
営業時間 平日:9時半~18時
土日:9時~18時半

こちらは広州市内から少し離れた動物園。

広大な敷地の中は「サファリパーク」と「動物園」の2つのエリアから成っています。

料金は高かったのですが、それだけの価値のある凄い動物でした。

地下鉄の出口を動物園方面を出るとシャトルバスの発着場所があります

バスで3分、歩いても8分ほどです。動物園エリアは南門、サファリパークエリアは北門で下車します。

こちらは南門の動物園エリアに近い入口

先ず、ここでチケット購入と、大きな荷物はサービスセンターにて預けます、園内に持ち込むことはできません。

大きなスーツケース:30元
機内持ち込みOKサイズ:20元

セキュリティチェックをしてから中へ。

一番のお目当てのパンダパークを目指してレッツゴー

園内マップがとても複雑で、標識を頼りにパンダパークへ

パンダ村に到着
南門からは歩いて5分程です

ん?ここはパンダがいるの?
パンダアトラクションがあるの?
と思いながら人の流れについていったら…

いたいた!!!

赤ちゃんパンダを含め全部で9頭。

人は多いものの、時間制限などもなくゆっくり見られました。

ず~っと見ていても飽きないくらい可愛いパンダ天国です♡

こちらの長隆野生動物園は世界初の3つ子のパンダ がいます。

パンダは通常、1頭しか育てることをせず、たまに双子を産んでも放置して死なせてしまうらしいです。

そんな習性の動物で、これまた3つ子が生まれるのが珍しい中での、3頭とも成長し現在に至るというのはとっても貴重なこと。

園内にも奇跡の3つ子と評され展示ブースがありました。

この動物園は2013年から5年連続、赤ちゃんパンダが生まれるという快挙 を成し遂げている凄い所で、私が行った時は2018年7月に生まれた赤ちゃんパンダがいました。

でもこの赤ちゃんパンダがとっても分かりずらい場所にいたんです。

こちらの動物園はこの3つ子が一番の売りみたいで、赤ちゃんパンダの掲示や宣伝は全く無し。

何人かのスタッフに聞いてやっと見つけることができました。(アルバイトなのか、聞いてもそんなのいるの?くらいの反応でした)

パンダ村に入ってすぐの、このオブジェを過ぎたところを左に曲がります

まっすぐ行くとそこにはパンダレストランがありました。でも表示は無し。

パンダレストラン

そういえば、パンダを見ながら食事が出来るって書いてあったな…と中へ。

パンダを探してみたら…

いたー!赤ちゃんパンダ発見♪ふわっふわ♪タケノコ食べた残骸がある

お母さんも仲良く昼寝

二度見に行きましたが、どちらもお昼寝…

ガラス越しには私一人、パンダを独占状態 でした。(他の人は席から見てるのかな)

食事をしなくても、レストラン内には入って見ることが出来ます。

このパンダレストランは入り口が3か所ありますが、どこにも赤ちゃんパンダがいるとは書いてありません。

普通にパンダ村を道順に観覧すると見逃してしまいますので注意 です。(2019年1月現在)

この動物園が凄いのはパンダだけではありません!

コアラもたくさん♪20頭くらいはいたと思います

珍しいブラックスワン

フラミンゴもいっぱい

そして何故か超リアルな恐竜たちも…

時間がなくて見れなかったのですが、ホワイトタイガーも圧巻らしいです。ディズニーランドのようなテーマパーク動物園でした。

そして度肝を抜かれたのが『サファリエリア』でした。

なんと、柵も無い、バスの窓も無い正真正銘のサファリパークなのです…!

園内はバスか自家用車でまわります。

]

窓が無い!

虎!

ホワイトタイガー!

キリンもこんなに近い距離

迫力満点です!

虎やライオンなどを近くに見たい場合は進方向に向かって車の右側がおすすめサファリエリアは1周30分です。

とにかくスケールの大きい動物園なので、南門から北門までは徒歩で約20分!ロープウェイに乗ると150元かかります。

入園料もそれ以外もお高いですが、それでも行く価値ありですよ!

動物園の他に遊園地やホテル、プールなどもある一大レジャー施設です♪

今回私は3時間半しか滞在時間が取れなかったので回りきることができませんでした…1日時間をとって動物ショーなどもゆっくり見ることをおすすめ します。

北京路

場所 地下鉄1・2号線「公園駅前」
地下鉄6号線「北京路駅」

広州一番の繁華街。

歩行者天国になっていてショッピングストリートとして整備されています。

新大新百貨公司と広州百貨大楼のふたつの大きなデパートの他、ショップやレストランが軒を連ねていて、食べ歩きできる物もたくさん売っているので歩いているだけでも楽しい です♪

街中にはマップがありとても分かり安いです
公衆トイレの表示もあり助かりました

人が多く賑やかです

沙面島

場所 地下鉄1号線「黄沙駅」

1862年にイギリス、フランスの両国が居留地建設のために作った人工島で、日本の長崎の出島のような場所です。

20世紀前半まで外国人が住んでおり、多くの洋館が当時の形のままで残っていて、花壇も整備され、ヨーロッパのような雰囲気です。

河を眺めながら食事の出来るオープンカフェのレストランやワインの充実しているレストランなどもありとってもお洒落

多くの方が記念撮影をしていました。

お洒落なオープンカフェレストラン

上下九路

場所 地下鉄1号線「長寿路駅」沙面島からも歩いて10分くらいです

歩道の上に建物がせり出す騎楼と呼ばれる広州の伝統建築スタイルが復元された通り。

広州酒店や居陶陶酒家、蓮香楼など一度は行きたい老舗のレストランがあります。

食は広州にありと言うだけあって、美味しい物がたくさんあるエリアですよ♪

おすすめ

広州酒店
営業時間:7:00-15:00、17:30-22:30
住所:広州市茘湾区文昌南路2号

居陶陶酒家
営業時間:7:00~23:00
住所:広州市荔湾区第十甫路20號
※ネットでは無休となっておりましたが、私が行った日曜日は閉まっておりました(2018年12月)

蓮香楼
営業時間:平日6:30-22:00 土日6:30~23:00
住所:広州市茘湾区第十甫路67号

広州タワー

場所 地下鉄3号線「広州塔駅」
料金 屋内展望台(433m):150元
屋外展望デッキ&フリーフォール(450m):228元
屋外展望デッキ&フリーフォール(450m):298元
屋外展望デッキ&フリーフォール(488m):398元
営業時間 9時~23時

珠江南岸にある塔です。

全高(尖塔高)600.0m、棟高(塔本体の地上高)454.0m。

東京スカイツリーに抜かれるまでは世界1の電波塔でした。ライトアップは虹色でとても綺麗です。

また、最強に恐ろしい乗り物ととして、屋外展望デッキに観覧車とフリーフォールがあります。

450m地点に観覧車とフリーフォールを作った中国人凄すぎます!

高い所が好きな方は是非チャレンジしてみてください。

5.広州から深圳までの移動方法

今回は広州から深圳に高速鉄道を利用して行ってきました。高速鉄道は二通り。

①広州南駅→深圳北駅→福田駅→九龍駅(香港)
②広州駅→広州東駅→羅湖駅

広州南駅から深圳北駅までなら、30分ほど 2等席 74.5元
広州東駅から羅湖駅まで、1時間10分ほど 2等席 79.5元

広州南駅から香港までノンストップで行けるので、香港に行く方は①がおすすめ。

深圳止まりという方は、行く場所にもよりますが繁華街の東門街辺りに行くのなら深圳北駅は少し離れているので羅湖駅のほうが良い でしょう。

羅湖駅に行くなら、広州駅から出る電車は本数が少ないので、広州東駅からの乗車がおすすめ です。

便数も多く、10分間隔くらいでありました。

 

高速鉄道は地下鉄の乗り場とは別です。初鉄道だったのできちんとチケットを買って乗車できるかどきどきでした。

地下鉄の出口は『RAILWAY』方面に進み、地上に出ると、1階に手荷物検査場があります。

この荷物検査を通って中でもチケットが買えますし、入る前、もしくは事前に購入したい場合は2階にもチケットオフィスがありますよ。

チケットを購入する時にはパスポートが必要です。チケットにパスポートナンバーと名前が印字されるので絶対に忘れずに

改札

パスポートをかざして顔認証するとゲートが開きます。中国は日本よりセキュリティがしっかりしていますね。

ホームへは10分前にならないと入場出来ないので待合所で待機。

改札

乗車予定の電車が遅延表示!

中国版新幹線

乗車列車が表示されたらホームへ入れます

到着後、改札を出る際にもパスポート認証をして退出。チケットは必要ありませんでした。

6.深圳市内の交通

深圳市内も広州と同じように、地下鉄とバスが充実しています。

深圳にも交通系ICカード(深圳通)があり、50元デポジット+50元チャージで購入できます(残念なことに、広州と深圳は共通カードではない のです)

地下鉄路線図

深圳ではそんなに乗る予定も無かったので、都度現金で払いました。

後から分かったのですが、深圳通も地下鉄の窓口では返金できず、深圳通サービスセンターに行かないとダメ みたいです。

ちなみに香港のオクトパスカードはどこの地下鉄の窓口でも返金可能。

中国本土も共通カードにして、地下鉄窓口で取り扱いしてくれるように早くなって欲しいですね。

深圳地下鉄

地下鉄の切符(トークン)の販売機

右の希望号線をタッチすると拡大路線図が表示されます。

この販売機は5元紙幣と1元硬貨、0.5元硬貨のみ利用可能。他はわかりませんが、高額紙幣は使えるところが少なそうです。

乗車駅と下車駅をタッチすれば料金が表示されるのでお金を投入すればOK

トークンは手を入れると落ちてきます

改札にトークンをかざして入場、出る時はコイン投入口があります

深圳バス

バス停の停車案内

各バス停に掲示あり。各路線ごとに料金が表示されています。

大体一律2.5元。遠方路線は乗車距離により料金変動しますが、始発から終点まで乗っても6.5元なのでとってもリーズナブル。

バスの車内

車内にも電光掲示板で停車バス停が表示されとっても分かり安いです。

深圳タクシー

深圳で初乗り10元でした。広州より安いです、地域によって違うんですね。

深圳に着いたのが大晦日の11時ごろ。電車遅延のせいか大晦日のせいか、タクシー乗り場は長蛇の列でした。

次から次にタクシーは来ていたものの、1時間は待つだろうという行列…。

そんな状況の中、白タクの客引きがたくさん寄ってきました。

100元(約1632円)と言っていましたが、交渉したらちょっと安くしてくれて80元(約1306円)。

本来はどのくらいなんだろう…地図を見た感じだと多分15元くらいかな…
と思いつつ、疲れきっていたので恐る恐る乗ってしまいました。

心配でしつこく地図を見せたのですがちゃんとホテルまで連れて行ってくれました。

追加料金の請求なども一切なし、無事で良かったです。

※皆さんは真似しないでくださいね。白タクなので追加料金を請求されるなんてことがあるかもしれませんから。

でも復路にホテルから駅まで正規のタクシーを利用したら、たったの10元(約163円)!!!安くしてもらっても8倍!

わかってはいたけど、やっぱりぼったくり価格でしたね。

7.深圳観光

東門歩行街

場所 地下鉄1号線「老街駅」

深圳一の繁華街。とにかく凄い熱気と人でした。

夜行ったのですが、食堂街もレストランもいっぱいで、中国パワーを感じました。

中国っぽい建物にマクドナルド

美食街という屋台街もありました

この白いのはなんだろう?はじめて見ました

COCOPARK

場所 地下鉄1・3号線「購物公園駅」地下鉄より直結

深圳福田区にある巨大ショッピングセンターです。

イオンが入っていると聞いていたのですが、2019年1月現在はありませんでした。

外資系のお店が色々入っていて、ハイセンスな若いお洒落な人が来るという印象。

ピザ、ドイツ料理店、韓国かき氷、日本のケーキ・パン屋さんなど各国料理が食べられます。

simplylife星美乐

とってもお洒落なベーカリーカフェ。

ケーキもパンも日本と同じで、味グレードは高いがお値段も高かったです。他にパスタもあったよ。

中庭を取り囲んでお店がたくさん並んでいます

平安金融中心

ドバイのブルジュハリファ(828m)、上海の上海タワー(632m)、メッカのマッカロイヤルクロックタワー(601m)に次ぐ、世界4番目に高いビルです。

平安金融中心(599m)

すっごいビル群!海の向こうは香港です。

場所はOCOPARKのお隣。展望台へ上るには200元。

ちょっとお高い気はしますが、どこの国の展望台もこの位の料金しますよね。

お天気があまり良くなかったので、ガスっていますが深圳の街が一望出来ました。夜景も凄そうです。

8.広州・深圳グルメ

『食は広州にあり』という言葉があるくらい、美味しいものが溢れていました。

代表的なものといえば、やはり飲茶火鍋でしょうか。街のあちこちで見かけました。

それと、名前は良く分からなかったのですがこんな感じの鍋料理。

広州で入ったレストランでもどこのテーブルでもこんな感じの鍋を食べていました。臭いはカレーっぽいです。

深圳でも見かけたので食べてみたら…カレーではないけど、似た感じの香辛料と唐辛子などなどでスパイシー!

辛さは4段階から選べたので2番目の辛さにしたのに結構辛かったです!

でも、とっても美味しかった♪

それと、良く見かけた鍋料理が『酸菜魚』

火鍋と同じか、それ以上に酸菜魚のお店がたくさんありました。

白身魚っぽい大きなお魚が入っていて、推測するに酸っぱ辛いスープに魚とお野菜を入れた鍋という感じ。(後程調べたら、酸っぱい漬物と唐辛子や山椒を入れたスープでした)

連れがあまり辛いのが得意じゃなかったのと、とにかく量が多く食べきれなさそうだったのでチャレンジせず。

でもせっかくなので、本場の味がどんなものか分からないけど、スーパーで鍋のスープを買ってきました。

金光華広場に入っている酸菜魚のレストランは長蛇の列で大人気
チャイニーズ、サワークラフトフィッシュって書いてある

鍋の素

こんな感じでどこのお店もお魚の頭が印象的でした、目がこわい!

腸粉

初めて食べます。お米の粉のクレープをくるくると巻いて切って、茹でたものにお醤油ベースのタレがかかっていました。

飲茶でもこの米粉の皮で具を包んだ蒸し物の種類が豊富でした。日本の飲茶ではあまり見かけませんよね。

同じ中国でも、北京や上海でも見なかったなぁ、飲茶は広東料理なので南方だけなのかも。

 

やはり中国は広い!一口に中華料理と言っても地域により色々です。

真功夫

こちらはよく見かけたファストフード店。

とっても気になったので食べてみましたが…いたって普通(笑)

夜のメニューは炒め物とかもあるのでまた違うのかな?

モーニングメニュー

テイクアウトしたファストフード店がおいしかったです!

湯上工夫というお店

スープも蓋がしっかりしていて漏れない

汁なし麺

9.深圳ちょこっと情報

キャッシュレス社会の中国では広州も深圳もスマホ決済が主流

ネットでホテルの住所でもOKと書かれていた方がいたので、中国で銀行口座を開設して、スマホ決済を試みました。

が、しかし。中国工商銀行の2店舗に行ってみましたが中国に住所がないとダメだそうです。

スマホ決済が出来なかったため、使えなかったもの

  • コインロッカー
  • マッサージチェアー
  • レンタルバイク
  • 羊城通の少額チャージ
  • スマホの充電

街で見かけたスマホ充電機

緑に光っているところが空いているところで、ここにスマホを入れて充電します。

スマホ社会だけあって、充電が無くなったら何も出来ません。

けれどこれもスマホ決済のみだったので、充電が無くなる前に利用しないとアウトです。

街中でたくさんみかけたマッサージチェアー

スーパー、ショッピングセンター、フードコートなどにたくさんありました。

試してみたかったけどスマホ決済のみ。

レンタルバイク

何処に乗り捨ててもOKなレンタルバイク。これも街中あちこちにありました。

中国でLINE・グーグルはつながらないの?

中国ではLINEもグーグルも規制がかかっていて見られない、と聞いていました。

北京、上海に行った時もLINEは通じず、グーグルマップも見る事ができませんでしたが、今回は両方ともOK。どうしてだろう?

違いは、以前は海外ローミングはせず、ホテルなどの公共の場所でのWifi環境のみでの利用。

今回は、ソフトバンクとauでの海外パケットを利用したので中国移動通信(china mobile)で接続しましたが、やはりホテルのwifiでも繋げられました。

理由はさっぱり分かりませんが、何不自由なく利用できて良かったです。

ただ、グーグルマップだと道順検索をしても、車、徒歩、電車のみなので百度地図のダウンロードをおすすめ します。

wi-fiレンタルは必要か?

答えはNO!!!

今回、ガイドブックにも詳細の地図などがあまり無かったのでスマホで地図が見れないと困るなぁと、wi-fiレンタルをしようと調べてみました。

イモトのWifi

500MB/6日間、中国規制解除なし、機器の保証パックなしの一番安いプランで8220円。

メリット:複数人数でネット接続可能

デメリット:wi-fi機器を持ち歩くと荷物になるうえ、紛失・破損した場合のリスクがある

その他:複数人で利用した場合、容量が足りなくなるかもしれないので大容量プランへの加入(大容量プランへのアップグレードは無料 )が必要。受け渡し・返却の手間がかかる。

au「世界データ定額」

利用開始から24時間で980円、事前申し込み不要。

ソフトバンク同様の海外パケホーダイプランもあります。

docomo「パケットパック海外オプション」

利用開始から24時間で980円。

事前申し込み必須、日数に応じて割引有り。

ソフトバンク同様の海外パケホーダイプランもあります。

Softbank「海外パケットし放題」

事前申し込み不要、データローミングをオンにするだけで利用可能。

海外パケホーダイ、利用開始から24時間で1980円(25MBまで)

25MB以上利用すると2980円です。

ソフトバンクのみパケホーダイプランのみですが、au、ドコモはパケット料金を抑えたプランがあります。

こちらのデータ使用料は国内での契約容量より差引かれます。

通常のデータ使用料と同じであれば特に追加料金も発生しません。

国内利用時と同様、データ容量が足りなくなれば、追加購入すれば良いのです。

通常、空港やホテル、地下鉄などでは無料wi-fiがあります。

なので、6日間の旅行期間とはいえ3~4日の利用で済んでしまうので3,000~4,000円となります。

1人分とはなりますが、その他の人はホテルのwi-fiを利用すれば問題ないですね。

10.まとめ

ここ最近の深圳の経済発展は凄い!

街中あちこち工事中で、経済特区に指定されてから40年のためか新しい建物が多いです。

ビルも斬新なデザインのものが多く、街のパワーを感じました。

さすが中国と言わんばかりの金ぴかビル

テンセント本社ビル

百度ビル

深圳からはすぐに香港、広州からはすぐにマカオ。

食い倒れにはもってこいの街です。

これから中国 広州・深圳への旅をお考えの方にお役に立てれば幸いです。

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