フランスのおすすめ観光地｜絶景、グルメ、芸術を楽しむ旅行プラン

2024/09/05

1.フランス旅行の魅力とは？
2.フランスのおすすめ観光スポット
3.フランスのカフェ文化やフランス料理を楽しもう
4.フランス観光のおすすめモデルコース（日数別）
5.体験型アクティビティで忘れられない思い出を作ろう
6.あなただけの旅行プランを見てみよう
7.まとめ

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フランスは世界的に有名な観光地で、日本でも憧れの旅行先として人気があります。

フランスと言えば、美しい歴史的建造物、ファッション、グルメ、洗練された文化など魅力にあふれています。

本記事ではパリを中心に、パリ以外の観光スポットも、絶景、アートなど様々な観点からご紹介していきます。

1.フランス旅行の魅力とは？

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フランスは、たくさんの魅力がある国ですが、その根底には高い美意識が共通しています。

街並みの美しさ

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パリの美しい石造りの街並みは、景観維持のために建物の高さや、派手な色の看板の設置を制限することで保たれています。

それにより、数多く残る歴史的建造物との調和もとれ、街全体で美しい景観を維持しているのです。

洗練されたファッション

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ファッションの聖地としても人気で、数多くの有名ブランドの発祥の地となっています。

日本では「パリジェンヌ」へ憧れを持つ女性も少なくありません。

目でも楽しめるフランス料理

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世界三大料理に数えられており、美しい盛り付けやテーブルセッティングも楽しみの一つです。

このように、フランスの魅力に共通する洗練された「美意識」を見つけてみるのも、フランス旅行の楽しみの一つと言えるでしょう。

2.フランスのおすすめ観光スポット

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フランスにはどのような観光地があるのでしょうか。

一度は訪れたい魅力的なスポットを厳選してご紹介します。

観光客で混雑する施設の場合は、なるべくチケットを事前購入しておくことがおすすめです。

①エッフェル塔

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パリのシンボル的存在であるエッフェル塔は「鉄の貴婦人」とも称されます。

1889年パリ万博の際に建てられた当時の高さ300mからアンテナの設置等を繰り返し、現在は330mとなりました。

1階、2階、最上階を見学することができ、最上階からはパリの主要な名所を一望できます。

夜になるとライトアップされ、1時間に1回シャンパンフラッシュといいピカピカ輝く様子が見られるので、そちらにも注目です。

②エトワール凱旋門

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元々凱旋門とは、軍の勝利を称えて、皇帝や将軍が凱旋式を行う記念のために作られる門のことです。

なかでもエトワール凱旋門は有名で、エッフェル塔と並びパリのシンボル的存在です。

③シャンゼリゼ通り

凱旋門からコンコルド広場までをつなぐ全長3km、幅70mの大通りのことで「パリで最も美しい通り」と言われています。

④ルーブル美術館

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3万5,000点もの美術品が展示される世界最大級の美術館です。

内装は豪華で美しく、また、美術館前のガラスのピラミッドもモダンで明るい印象を感じさせ、見る人の美意識を高めてくれるような場所となっています。

展示数が多く、じっくり見ると1日あっても足りないほどなので、ある程度見たい作品をピックアップしてもいいかもしれません。

ルーブル美術館の三大傑作はぜひ見ておきたいところです。

レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナリザ」
「ミロのヴィーナス」
「サモトラケのニケ」

⑤サント・シャペル教会

サント・シャペルは「聖なる礼拝堂」という意味で、セーヌ川にあるシテ島という島にあります。

2階に上がった途端、目に飛び込んでくる壁一面に広がるステンドグラスは、今まで見た景色の中で一番美しいと感じたほどです。

筆者がパリで一番印象に残っているのはこちらのステンドグラスです。

シテ島には他にも、ノートルダム大聖堂、コンシェルジュリー、ポン・ヌフなど見どころがあり、端から端まで歩いても30分以内なので、まとめて回れば効率よく観光することができます。

⑥ノートルダム大聖堂

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大聖堂というだけあって中は広く、厳粛で荘厳な雰囲気に包まれています。

美しいステンドグラスのバラ窓を見ることもできます。

しかし、2019年4月の火災で現在は一般公開されていません。

2024年12月に再開予定で修復工事が行われています。

⑦オルセー美術館

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ルーブル美術館から約1kmのところにある、美術館です。

ルーブル美術館は1848年（2月革命のあった年）までの作品が収蔵され、オルセー美術館には1848年から1914年（世界大戦）までの作品が収蔵されています。

オルセー美術館には、日本で人気の高い印象派の画家の作品が多いため、モネ、ゴッホなどが好きな方に特におすすめです。

⑧オペラ座

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1875年にシャルル・ガルニエの設計により建てられた豪華絢爛な建物です。

「オペラ座の怪人」の舞台としても知られています。

観劇しなくても自由見学ができるため人気の名所なのですが、現在は改修工事中で外観が覆われていて見ることができません（中に入ることはできます）。

工事完了は2024年末から2025年初めに予定されています。

⑨ヴェルサイユ宮殿

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1682年ルイ14世が建てた豪華で広大な世界遺産に登録されている宮殿です。

パリから電車で1時間ほどで行くことができ、見学所要時間は2～4時間です。

広大なので見どころは多くありますが特に以下の3点は必見です。

芝で描かれた美しい模様と、噴水が印象的な「庭園」
マリーアントワネットの結婚式が行われた「礼拝堂」
当時は高級品であった鏡を357枚も使って明るさを表現した「鏡の間」

⑩モンサンミシェル

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「海上のピラミッド」と称され島全体が修道院になっている世界的にも珍しい場所で、世界遺産に登録されています。

干満差（潮の満ち引きの差）が10m以上と大きいため、満潮時には海に浮かぶ小島となり、その姿が神秘的で人気があります。

パリからは360km（東京～名古屋間くらい）ほどで、鉄道で約4時間かかります。

日帰りで行くこともできなくはありませんが、ノルマンディー地方の観光とあわせて1泊2日で行くのがおすすめです。

1泊2日がおすすめの理由

モンサンミシェルは日中だと混雑していますが、夕方は人が減るため中世のお城の神秘的な雰囲気を味わうことができる
モンサンミシェルとパリの間には、以下のようなノルマンディー地方の観光スポットがあり、パリ方面に帰りながら観光することができる

・カラフルな建物が美しい港町「オンフルール」

・白い断崖の絶景が見られる「エトルタ」

・モネが余生を過ごした美しい庭園「ジヴェルニー」

3.フランスのカフェ文化やフランス料理を楽しもう

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フランスにはカフェ文化が根付いています。

特にパリはカフェの件数が多く、古くから仲間とおしゃべりに花を咲かせたり、一人でゆっくりと自分だけの時間を過ごしたり、思い思いに過ごせる場として、愛されてきました。

フランスのカフェは朝から夜まで開いていて、社交の場となったり、ある時には政治的な発信の場となったり、フランスの歴史に大きく関わってきました。

レ・ドゥ・マゴ

引用：https://www.bunkamura.co.jp/magots/

こちらは1885年創業の老舗として有名なカフェです。

かつては、哲学者サルトルや、著名な作家たちも通ったと言われています。

本格的なパリのカフェの雰囲気を味わうことができます。

アンジェリーナ

引用：https://4travel.jp/os_shisetsu/10002675

こちらは1903年創業のサロン・ド・テです。

日本でもモンブランが人気のお店の本店です。

豪華な装飾の店内で優雅に美味しいスイーツを味わうことができます。

ラグジュアリーな雰囲気が好きな方におすすめです。

サロン・ド・テとは？カフェとの違い

サロン・ド・テは日本では聞き馴染みのない言葉ですが、フランスではカフェと使い分けられています。

サロン・ド・テ　…ケーキを食べながらお茶をするところ
カフェ　…アルコールを含む飲み物を飲むところ（食事メニューもある）

フランスの郷土料理

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フランスの国土は日本の約1.5倍あり、気候は3種類に分かれていて、海に面している地域では海産物、隣国と面している地域では隣国の影響を受けたものなど、地域ごとの特色は多様性に富んでいます。

フランスでは「テロワール」という、概念が大事にされていて、これは、産地の特性を活かすという意味があります。そのような背景から、フランスでは多様な郷土料理の食文化が育まれてきました。

各地域の郷土料理を楽しむのも、旅先でしかできない貴重な経験です。

ブイヤベース（プロヴァンス地方　マルセイユ）

元々は、地元の漁師が魚介類を大きな鍋で煮込んで作った料理です。

魚介の旨味が凝縮されたスープで、世界三大スープの一つとされています。

エスカルゴ（ブルゴーニュ地方）

エスカルゴとは、フランス語で「カタツムリ」を意味します。

酒蒸しなど様々な調理方法がありますが、人気なのは、エスカルゴの殻にエスカルゴバター（パセリ・ニンニク・バターなど）を詰めてオーブンで焼いたものです。

バケットとともに食べるのがおすすめです。

スフレオムレツ（ノルマンディー地方）

日本でもふわふわのオムレツとして人気な「ラ・メール・プラール」のオムレツですが、1888年にモンサンミシェルで発祥しました。

モンサンミシェルは島全体が修道院になっていて、橋が整備されていない時代は潮が引いている時間帯に渡り切らないと流されてしまうため、巡礼者たちは危険と隣り合わせでした。

そのような状況で修道院に来た人の空腹を満たし、疲れを癒すためにできたメニューです。

ガレット（ブルターニュ地方）

ブルターニュ地方では雨が多く、小麦の栽培に適していませんでしたが、そばの栽培には適していたことから、そば粉が様々な料理に使われていました。

特にそば粉で作るガレットは地域を代表するメニューとなり、チーズ、ハム、卵などをトッピングして食べます。

また、飲み物には「シードル」というりんごの発泡酒を合わせるのが地元流です。

4.フランス観光のおすすめモデルコース（日数別）

人気の観光スポットが多くあるフランスだからこそ、効率よいプランを組んで回りたいものですよね。

そこで、滞在日数別におすすめのモデルコースをご紹介します。

本記事で登場する地名を載せた地図をご用意しましたのでご活用下さい。

①3日間の場合（パリのホテルに宿泊）

1日目

パリの観光地を効率よく回りましょう。

エッフェル塔
凱旋門、シャンゼリゼ通り
ルーブル美術館
シテ島（サント・シャペル、ノートルダム大聖堂）
※時間次第でコンシェルジュリー、ポン・ヌフを追加
エッフェル塔のライトアップ（シャンパンフラッシュ）

2日目

パリから少し離れたヴェルサイユ宮殿に足を伸ばします。

時間があればパリに戻り、オルセー美術館などに行きます。

ヴェルサイユ宮殿
（パリから電車で1時間ほど、見学所要時間は2～4時間くらいです）
オルセー美術館

3日目

パリはまだまだ見どころたくさん。

時間の許す限りパリを観光し、仕上げにお土産探しのショッピングは

いかがでしょうか。

モンマルトルの丘、サクレ・クール寺院
オペラ座ガルニエ
ギャラリーラファイエットでショッピング

日本へ帰国

②1週間の場合

1～4日目

パリ、ヴェルサイユ宮殿を観光。

5～6日目

モンサンミシェルなどノルマンディー地方を観光。

モンサンミシェル修道院
カラフルな建物が美しい港町「オンフルール」
白い断崖の絶景が見られる「エトルタ」
モネが余生を過ごした美しい庭園「ジヴェルニー」

7日目

パリでショッピングを楽しみ、日本へ帰国

③2週間の場合

1～7日目	パリ、ヴェルサイユ宮殿、モンサンミシェルなどのノルマンディー地方を観光。
8日目	コルマール　ドイツの国境付近にある街で、中世の街並みが残されている人気の観光地です。カラフルな木組みの家々はメルヘンで可愛らしい雰囲気が楽しめます。
9～10日目	リヨンフランス第2の都市であるリヨンは、世界遺産の旧市街をはじめとして、観光名所が多くあります。また、美食の街としても有名で「ブション」というビストロがあり、郷土料理を手頃な価格で提供しています。なかでも「レ・ブション・リヨネ」というラベルがあるお店は、リヨン商工会議所から、本物のブション料理と認定されている証です。
11～12日目	プロヴァンス地方フランス南部の地方で、自然豊かな美しい景色が多く人気の観光地です。アルル、アヴィニョン、マルセイユなどの都市があり、少し足を伸ばすと美しいラベンダー畑が広がります。
13日目	コート・ダ・ジュール（ニース、モナコ）ニースは南仏の地中海に面した街で、バカンス客が訪れる世界的なリゾート地です。コート・ダジュール（青い海岸）と呼ばれる地帯にあり、イタリアの影響を強く受けている街です。モナコ公国にも電車で30分ほどで行くことができ、フランスからならパスポート不要で入国できます。
14日目	ニースから東京へ帰国。