ハネムーンでギリシャ旅行 サントリーニ島とアテネ【10月の海外旅行におすすめ!】
目次
「ギリシャに行ってみたいね」がきっかけで結婚した私達
私達夫婦は、それぞれ海外旅行が趣味です。そんな二人がたまたま出会い、「ギリシャに行ってみたいね 」という話題から意気投合、あっというまに結婚まですることになりました!当然、ハネムーンの行き先も迷いなくギリシャです。
くろねこのおすすめポイント
ヨーロッパへの新婚旅行で人気のギリシャは6月~9月がベストシーズンです。
個人的おすすめ時期はベストシーズンの始まりと終わり近辺、もしくは1ヶ月ほどずらした頃です。
理由としては、
1.気候もそれほど悪くなく、それほど人も多くないので快適です。
2.オフシーズンと比べると値段は高いですが、高すぎる感じはほとんど無いです。
ハネムーンは、「サントリーニ島」と「アテネ」に決定
私は長年勝手なイメージで、ギリシャといえば「ミコノス島」かと思っていたのですが、ぶちねこちゃんによると「ミコノス島は騒がしいパーティー・アイランド。サントリーニ島 のほうが静かでロマンチック。」
静かでロマンチックなハネムーンがいいよねとサントリーニ島に決めました。
帰りはアテネに寄って、パルテノン神殿も見よう!ということになりました。
そういう時に
各社のツアー料金を一括で問い合わせ出来るサイトがあるととても便利だと思います。
「タウンライフ旅探し」というサイトを利用したのですが、おすすめです!
2005年10月6日 1日目
早朝に自宅を出て成田空港へ。飛行機は英国航空、ロンドンで乗継ぎ、アテネからはエイジアン航空に乗り換えです。
サントリーニに到着すると、空港にはホテルからの迎えの車が来ていました。
長時間フライトの疲れがあるはずなのに、朝焼けの美しさに急にテンションが高いぶちねこちゃん。
あなたにとっても長年の憧れの地だものねー。サントリーニ・プリンセス・ホテル 到着
私達が選んだホテルは、イメロヴィクリImerovigliという地域の断崖絶壁に建つサントリーニ・プリンセス・ホテルです。
サントリーニ・プリンセス・(ラグジュアリー スパ) ホテルを詳しく見てみる
・旅行予約のエクスペディア
・海外・国内ホテル格安予約のアゴダ
・世界最大手オンライン宿泊予約のホテルズドットコム
着いてみてビックリ!「サントリーニ島のホテル」のイメージどおり!今までの旅行では(一人旅が多かったので当然ですが)泊まったことのないロマンチックな雰囲気!もちろんエーゲ海の絶景に面しています。
こんな素敵なホテルを見つけてくれて、ぶちねこちゃんありがとう!チェックイン手続きを済ませて、通されたお部屋がまたステキ!
ハネムーンにぴったりのロマンチックなベッドに・・・
バスルームにはジャクージ。リビングにキッチンまでありました。
バルコニーが広い!そして、大きなため息が出てしまうこの景色!!
オーシャンフロントにしてもレベルが違うよ!ってカンジでした。
「向こうに見えるあの白いところは、きっとイアの街ね。行ってみなくちゃね。」などと話していると、「ウェルカム・ドリンクです。」とキール・ロワイヤルが届きました。
私達のハネムーンに乾杯!このあとは、ホテルでタクシーを呼んでもらってフィラの街の中心部まで行き(運賃5ユーロ)、軽く散策したのちスーパー・マーケットに寄って、ワインやパン、オリーブや乾燥イチジクなど、ギリシャらしい食べ物をいろいろと買い込んできました。
エーゲ海のサンセットを鑑賞
買ってきたワインを冷やし、おつまみをいろいろとテーブルに広げて、二人でバルコニーでまったりと、サンセット鑑賞を楽しみました。
日本の日常ではありえない時間!2005年10月8日 2日目
昨日買ってきたヨーグルトを朝食に、蜂蜜をかけて食べてみたところ、そのおいしさにびっくり!
なにこれ!濃厚!おいしいっ!水牛のミルクで作ったヨーグルトだそうです。
私達とギリシャ・ヨーグルトの衝撃の出会いでした。
(帰国後はヨーグルトを手作りして似せるために水切りをし、ギリシャの蜂蜜をかけて毎朝食べています。)
Santo Winesでワイン・テイスティング
美しい景色が最大の観光名所であり、他に見所といえる施設がほぼないサントリーニ島で唯一とも言える観光スポットが「サントス・ワイナリー 」(現在はSanto Wines)。
エーゲ海を眺めながらワイン・テイスティングができるんです。私達が訪れたときは、12種類のワインにラスクやチーズなどの軽いおつまみがついて10ユーロでした。さすがに2人で12杯も飲み切ることはできませんでしたが…。
帰り、フィラに立ち寄ろうとタクシーで移動中、途中で止まったと思ったら、近くにいたカップルが運転手に話しかけ、そのままいきなり乗り込んできました。えっ、何?!
タクシーの相乗り(私は)初体験!
えっ、えっ?この人たちどこに行くの?料金はどうするの?ワリカンなの?なんであなた(ぶちねこちゃん)、そんなに冷静なのよ?!
私の心配をよそに、目的地のフィラに着いたところで私達5ユーロ、その人たちも5ユーロ支払って、あとはさようなら。
「タクシーの相乗り」でした。こちらではごく普通のことらしいです。あーびっくりしたー。フィラの街を散策
タクシーステーションから海側を目指して、細い小道を進んでいくと、断崖にびっしりと白い壁の建物が並んでいる景色を見ることができました。
小道を散策しながら、目に飛び込んできた鮮やかなブーゲンビリア。白い壁と青い空に映えますねぇ。
このあとはホテルへ戻り、ワイナリーで買ってきたワインも開けて、再び部屋のバルコニーからのサンセットを堪能しました。
と、夜中近くになってから
「厚着して。出かけるよ。」とぶちねこちゃん。えっ、どこへ?
タクシーに乗りましたが、どこをどう走っているのか真っ暗で何も見えない、不安…。どうもOiaイアに向かっているらしい?
夜のOiaイア
着いてタクシーを降りると、ほらぁ、お店は全部閉まってるよ?!
「いいから、こっち」とぶちねこちゃん。暗い中をついていき、小道を入ってみたところ…あらっ!
うわー、きれーい!!
実物はこの写真の1000倍キレイでした。ロマンチストのぶちねこちゃんは、これを私に見せたかったのだそうです。
この最高にロマンチックな夜のイアの街を長い時間、いろんな話をしながらお散歩しました!
2005年10月9日 3日目
絵ハガキの「サントリーニ島」の景色が見られる、昼のイアへ
昨日の夜に行ったイアは昼もキレイなんだよね、絵葉書やポスターと言えば、イアなんだよね。行こう行こう!
ホテルのレストランで、エーゲ海の絶景を眺めながらの素晴らしい朝食のあと、移動開始!
イアまでのタクシー代は、昨夜は10ユーロ だったのに、えっ、今日は12ユーロ なの?
旅慣れている二人なので、ここはこだわります。ドライバーには5ユーロ札2枚しか渡さずに「昨日は、夜でも10ユーロだったぞ!」と言い張る!
頑として譲らない私達に、ドライバーのおじさんは、けっこうすぐあきらめました。
昼のイアの景色も、素晴らしく美しかったですっ!!まさに絵ハガキの中を歩いているようでした。
超有名なこのスポットにも、すぐにたどり着けました。感激!
イアは、美しいサンセットでも有名な観光地です。夕方の時間になったら場所取りなのでしょう、見晴らしのいいところにカメラを据えたりそこから動かない人たちが増えてきました。
私達は、この人混みの中で見るより、部屋でシャンパンでも飲みながらゆったり鑑賞するほうが好みなので、ホテルに帰りました。
2005年10月10日 4日目
エーゲ海をボート・クルーズ
もうホテル・チェックアウトの日です。アテネへのフライトは夜発なので、フィラへ出て、目に留まった旅行会社にふらっと入り、所要時間2時間の「火山島へ行くボートツアー」を申込みました。
エーゲ海をクルーズしながら海側から見渡すサントリーニ島は、また異なる印象でした。
海の色もとってもキレイ!
火山島には溶岩以外何もなく、折り返しまたボートに乗ってフィラに帰着しただけでしたが、エーゲ海をちょっとだけクルーズするのにはちょうどよかったです。
スーツケースを取りにホテルへ戻り、空港へ。
ゆっくりできたね、サントリーニ島楽しかったね。また絶対に来ようね。そう話しながら、アテネへ向けて出発しました。
夜、アテネ到着!ホテルへ
空港出口を出てすぐ、分かりやすいところにバス乗り場があり、シンタグマ広場までは1時間弱で着きました。
予約しているホテルは、ここから徒歩5分の「セントラル・ホテル」。
サントリーニ島のホテルと比べるとランクは下がりますが、日本のビジネスホテルぐらい?
期待せずに部屋に入り、窓の外を見ると…なんとアクロポリス・ビュー!!
ライトアップされたアクロポリス遺跡が目の前に見えました!ぶちねこちゃん、
ほら見て、すごいよ!荘厳ですー。客室はとても狭いですが、新しくて清潔。バスルームは実はサントリーニ・プリンセスよりも使いやすかったです。
この日の夕食は、近所の開いていたフードコートへ。グリーク・サラダやギリシャ料理のスタッフド・トマト&ピーマンを食べました。
みんなおいしい!日本に帰ったら作ってみようっと2005年10月11日 5日目
朝食込みのホテルですが、バフェの内容はイマイチ。ヨーグルトと蜂蜜だけは同じくおいしいので、これだけ大量に食べました。
それでは、アクロポリス遺跡へ!
目の前にアクロポリスは見えてるけれど、どこへ向かえばいいの?「ローマン・アゴラ 風の神の塔」に立ち寄り、
あちこちにある小道の石段を適当に進んでみたら、アクロポリス遺跡の入口に辿り着きました。入場料は12ユーロです。(現在は20ユーロ)
と、「ガイドさんを頼もう」とぶちねこちゃん。えっ、どうやって?高いんじゃない?
「何も説明がなきゃ、どれが何だかワケわかんないでしょ。」まあ、そうだけど…。で、雇う!その辺にすぐいた英語を話せる女性ガイドさん、75ユーロ!
「エントランス(修復中)」から入り、ふっと目を上げると、
パルテノン神殿!!
間近で実物を見ると、やっぱりすごい迫力です!! 美しい!
「エレクティオン」は、6人の女性の像が頭で天井を支えています。
皆、右足を一歩前に出す姿勢をしています。これはすべての女性が前向きに、未来に向かって前進する象徴なのだそうです。
こういうことはやっぱり、ガイドさんがいないと分からなかったですね。
旅行会社でツアーの申し込みをしていたらな。。と思いました
旅に慣れていない方などは安心できると思いますよ。
「タウンライフ旅探し」に問い合わせしてみると良いですよ。
それ以外は、年号と人の名前ばっかりで私の頭にはほとんど残りませんでした。でもぶちねこちゃんにはよかったみたいです。
日本の旅行会社にお願いして、日本語を話せるガイドさんを雇ったほうがよりよかったかなと、ちょっと思いました。
ギリシャの文字ってなんだかカワイイ。
おなかすいたね。サントリーニで食べたみたいなおいしいギロピタ、どこかで食べられないかしら?
ギロピタは、平たい丸いパンに焼いたお肉、野菜、ヨーグルト、フライドポテトなどを巻いたサンドイッチのようなものです。それと、おいしくてすっかり気に入ったしまったグリーク・サラダ。
のども乾いたし、ビールも注文して、大満足のランチでした。
次は地下鉄で移動して博物館へ行きます!
昨日空港から乗ったバスの切符が24時間有効で、まだ使えました。
国立考古学博物館
オモニア通り駅で降りて徒歩約10分。入場料は6ユーロ(現在は10ユーロ)
アガメムノンの黄金のマスク
馬上の少年像
こんなのが海底から見つかっただなんてすごい!
アフロディーテと牧神パンとエロスの像
この像、ちょっとおもしろくない?アフロディーテが振りかざしているのはスリッパなんですってよ。
ホテルに戻る途中、「買ったワイン、日本に送ってしまいたいね。どうせ送るならもう数本買おうか。」
お店を探しましたが、どこも開いていない…。
あっ!「シエスタ」の時間だからじゃない?ほんとにみんな休むのね、この時間は。
結局ある分だけを日本から持参したダンボール箱に詰め、ホテルのフロントへ持って行くと…
「ここからは送れません。郵便局へ行ってください。」
郵便局ではかなり待たされたあと、書類をいっぱい記入して最後に「内容物:ワイン」と書いたところで、係の人が「ワインは木箱でなければ受付できません。」なにーっ?!
しかも木箱は郵便局で買えるわけではなく、自分で探してこいとのこと。
それを最初に教えてよー!こんなに費やしたこの労力と貴重な時間をどうしてくれる!
あーもう、こうしている間に今日のサンセットを見逃してしまったじゃないの!!
悔しいから、もう一回アクロポリス遺跡を見に行くよ!
時間が遅くて遺跡には入れませんが、「アレオパゴスの丘」から神殿を見上げられます。
アテネ市内の夜景と、ライトアップされた遺跡の神殿も見られました。キレイー!
月もとってもキレイだねー!二人の機嫌も直りました。
やっぱり、旅行会社に手配してもらうのは大事ですよね。リスク回避にもなりますし。
2005年10月12日 6日目
もう帰国の日。
ああ短かったよー、まだ帰りたくないよー。昨日、日本で作るグリーク・サラダ用のフェタチーズを大量に買い込み、ホテルの厨房冷蔵庫に預かってもらっていたので、忘れずに受け取ってスーツケースへ。
おっ、重い~!ワインも入ってるからね。アテネ → ロンドンで乗継ぎ → 成田 と無事に帰国。
おつかれさまでした!楽しいハネムーンでした!これから、旅行に行く方の参考になれば嬉しいです。それではまた次の旅で~!