これだけは知っておきたい!中国・北京旅行の注意点
今回は中国の北京旅行 について書きますね!
これから行く皆さんの少しでもお役にたてればいいなーと思います。
目次
中国ってどんなところ?印象が変わった北京旅行!
皆さんは中国ってどんな印象ですか?
ちょっと前の訪日中国人というと、
団体様の観光ツアーで来て、爆買いして、マナーが悪くて…
って、あまり良い印象が無かったかもしれませんが、実際中国に行ってみると、印象はガラッと変わりました。
北京はこれまでの中国旅行の中で、海南島、香港、マカオ、上海についで5都市目です。
5回も中国に行くってそんなに好きなの?って思われそうですが…はい、かなりお気に入りです♪
だって、近いし、何より美味しい♪ ←ここがとっても重要
行きは羽田から4時間、帰りは3時間30分の空の旅。
機内食を食べて、映画を見たりして楽しむにもちょうどいいと思います。
個人的に韓国くらい(2時間半くらい)近いと、機内食を食べるのに慌ただしいんですよね。
北京空港。すっごく広くて解放的
中国語は分からなくても漢字でなんとなく分かるところもGOOD
ちょっと前まではPM2.5の大気汚染が酷く、
仕事の出張でもないのに、わざわざ行くことないよ
と言われることもありました。
でも最近、石炭の使用を禁止したことにより、画期的に大気汚染が改善されたらしいです。
実際に行ってみると全然気になりませんでしたよ。
4日間の滞在中、ちょっと空気がモヤモヤしていると感じた日は1日だけでした。
この日はこんな感じの空模様。これが大気汚染なのでしょうか?
他の日は青空が広がっていました♪
しかし、空港に到着した時に不思議な浮遊物を発見しました!!!
綿毛?みたいなもの。(上手に写真に撮れなかったので、フリー素材を拝借です)
何これ?大気汚染.じゃないよね?私の知らないうちに大気汚染ニュータイプが出てきたの?
この時は頭にはてなを浮かべるばかりのですが、後々これはポプラの綿毛であるということが発覚しました。
中国では街路樹にたくさんポプラの気が植えられていて、ちょうどGW時期になると桜吹雪のように街中を舞うんだそうです。
ショッピングセンターなどでも、入り口エントランスから室内にたくさん入りこんでいて、掃除が大変そうでした。
現地でも公害として(日本でいうところの花粉症)対応が大変らしく、ちょっとした問題になっているそう。
洗濯物についちゃったりして大変みたいです。確かに洗濯物の中にティッシュをいれちゃった時とかはらうのが大変ですよね。
“楊絮(ようじょ)”と言って、春の風物詩の一つでもあるみたいですが、酷すぎると目やのどを痛めてしまうそう。
春に行かれる際はマスクや眼鏡などで防御策を練った方がいいかもしれません。
北京旅行ベストシーズン
今回くろねこちゃんはGWを選んだのですが、過ごしやすくてとても良かったです!
春は黄砂が舞い、夏は暑く、冬はマイナス10度という寒さが厳しい中国です。
そんな中での万里の長城は辛すぎる!!
春から夏にうつるGWは温かいし暑すぎないしでおすすめです♪
ただ、食いしん坊のくろねこちゃんとしては10月の上海蟹が食べたかったので、秋の蟹解禁のシーズンが一番のおすすめだったりします(笑)
蟹に興味がなかったり、他に見たいものや目的がある人はそれにあわせて旅行プラン を組むといいと思います。
見積もりサイトに相談すると、各旅行会社が無料で旅行プラン を組んでくれますよ♪
北京市内は街の中も綺麗です。
お掃除の人がたくさんいて、道路にごみが全然落ちてません。
地下鉄もセキュリティチェックがあり安全安心。
社会主義国家だけあって、欧米のだらだら感はあまり無く、きっちりした国民性が感じられました。
なんで日本に来ると悪いイメージがついちゃったんでしょう?不思議です。
ただ、中国語って怒っているような口調に聞こえるので最初は怖かったです(汗)
慣れてくると、これは大阪弁のような感じなんだ!と分かり、怒られているわけじゃないって安心しました。
知っているのと知らないのとでは印象が大分変わりますよね。
皆さんも中国に行った時、「怒られているのかも!?」と不安にならずに「こういう口調なんだ!」と受け入れてしまいましょう。
さて、中国の大都市といえば、上海と北京ですよね。
行くまでよくわかっていなかったのですが、日本で例えるのであれば
ポイント
上海は東京
北京は京都、奈良
という感じです。
北京は故宮や万里の長城があり歴史のある町 で、中国各地からの観光客であふれかえっていました。
日本人が京都・奈良に歴史観光するのと同じ感覚なのかもしれません。
にしても、さすがは中国、広いです!!
道路も6車線あったりするし、歩道も広くて歩きやすいし、一つ一つのビルが大きくてびっくりしました。
道路がめっちゃ広い!
北京旅行 ホテルはどこを選ぶ?
北京旅行で選んだのは、北京一番の繁華街、王府井(ワンフーチン)からすぐ近くにあるヒルトンホテル。
ごはんを食べるのにも、天安門広場などの観光地に行くのにもとっても便利 な場所です。
地下鉄の駅もすぐ近くにありますし、空港からのリムジンバスの発着場所も近いので言うことありません。
スタンダードなお部屋にしたのですがとっても広くて大満足です♪
やっぱり土地が広いからかゆったりしてますね。中国は欧米のホテルに比べて、とっても割安感があると思います♪
これで一番スタンダードなお部屋です!綺麗で嬉しい♪
北京旅行観光スポット
さて、北京の観光地 についてもご紹介しますね!
天安門界隈
ここを見ずには北京に来た気がしないでしょう。
天安門広場 は毛沢東の肖像画が掲げられた、中国の中心地とも言える場所 です。
王府井から徒歩で行ったのですが、入り口の大分前から長蛇の列ができていました。
一体何の列かと思ったら、セキュリティチェックでした。
ひゃーーーすっごい人です!
天安門
これです、これ!ニュースなどで見たことがありますよね!
改めて中国に来たって感じがする~!
中国の中心地ということで、各国の首脳人が集まる時は天安門広場に各国の国旗が掲げられることもあるんだそう。
後から知ったのですが、政治状況によっては天安門広場は立ち入り禁止になることもあるそうです。
しかもこういった情報は、中国国内には出回っていても外国人には出回りづらく、いざ足を運んでみたらだめだった…ということにもなりかねません。
こういう時は旅行会社に相談しておくと、しっかり確認がとれて安心だと思います。
くろねこちゃんは運がよかったんだなぁ
この日は、天気が悪いのか大気汚染なのか空はどんより…
警備の人たち。この制服、キビキビとした身のこなしが中国を感じますね。
中に入ると故宮博物館が迎えてくれました。
ラストエンペラーの世界だ!!とはしゃいでしまいます♪
タララララン♪♪と、坂本龍一の曲が頭の中を流れてきそう♪
こちらは景山公園から見た故宮です。
前門周辺
天安門広場をず~っと突き抜けたところにあります。
路面電車が走っていたり、美味しいものがたくさんありました。
スターバックス 日本にもあるけど思わずパシャリ(笑)
路面電車
きんつばみたいなお菓子 小豆餡と芋餡がありました。
ハニーチーズトースト これめちゃめちゃ美味しい♪
わらび餅みたいなの
ジャスミン茶ソフト 珍しいですよね!日本でいう抹茶ソフトみたいな感じなのかな?大行列でした。
焼売と酸辣湯スープ 美味しいけど、量が多いのでシェアがおすすめです。
胡同(フートン)巡り
南鑼鼓巷(ナンロウグゥシャン)と什刹海(シーチャーハイ)界隈はレトロな街並が広がっていて散策が楽しい です。
什刹海の人造湖の周りにはおしゃれなカフェバーがいっぱいありました。
名物の人力車もあったので、乗って観光案内してもらうのも楽しそうです。
こんな感じで生演奏しているお店が軒並み並んでました。
什刹海周辺
万里の長城
こちらは郊外ということで、日帰りオプショナルツアー を利用して行ってきました。
まずは西太后が愛した離宮の頤和園(いわえん)へ向かいます。
頤和園はユネスコの世界文化遺産 にも登録されているそうです!
世界遺産を堪能した後は、明十三陵(みんじゅうさんりょう)に行ってきました。
明十三陵は明代の皇帝、皇后、皇貴妃と皇太子等の陵墓群…つまりはお墓です。
不思議なものを発見!何かと思ったら、観光客向けに型入れした洋ナシでした。
すごく景色が良かったです!
そして、昼食は春餅(チュンビン)という中国北方の伝統料理をいただきました♪
クレープみたいな薄い生地に、お肉や野菜などの色々な具材をまいて食べるお料理です。
美味しいごはんの数々に大満足♪
ツアーだと他の方と一緒にテーブルを囲むパターンが多くて、気をつかったり遠慮しちゃう事が多いからグループごとの食事のほうが好きです。
二人だけで行くとこういう料理は頼めませんが、今回は団体で行ったので無事に食べられました♪
こういう料理を食べたいけどグループごとの食事がいい、二人で行くけどこういう料理を食べたい…など、要望がある方は旅行会社に相談してみるといいと思います。
さて、腹ごしらえもしたところでいよいよ念願の万里の長城 へ向かいますよ!
どこまでも続く城壁。こんなのを作った中国人凄すぎます!
長い坂道
ひょえ~こんな坂道を登るのか!!靴は必ずスニーカーで行きましょう!
北京動物園
中国といえばパンダでしょ♪
動物大好きくろねこちゃんには決して外すことのできないスポットです。
上野のシャンシャンはたったの2分しか見られませんでしたが、こちらは見放題♪
赤ちゃんパンダはいなかったけど、大人のパンダは7頭いました。
中国でもパンダは大人気のようで、最前列で見るのは大変。
熊猫=パンダ
王府井(ワンフーチン)
この北京ダックの身がジューシーでとっても美味しかったです!
半身でこのボリュームで、二人では食べきれない量でした。
こちらは中国ビール
中国でビールといえば青島だと思っていたけど、燕京ばかりでした。
北京旅行の注意点
今回は1年ぶりの中国旅行だったのですが、スマホ決済が進んでいてびっくりしました。コンビニもお土産やさんもバスも地下鉄もスマホで決済が主流なんです。
中国ってすっごい進んでるんですね~
でもなんでこんなにキャッシュレスが進んでいるのか不思議だったんですが、原因が分かりました!!!
な、なんと、人生初!偽札を掴まされてしまったのです!
発覚したのは北京動物園で入園券を購入しようとしたときです。
券売所の人にお金を突き返されてしまいました。
「え?なぜ?」
と思いつつ、他のお札をだしたらOKだったので、なんだかよくわからない状態に。
はてなマークが頭の中にいっぱい浮かびましたが、中国は偽札がすごい出回っていると聞いたことを思い出しました!
そういえば、券売所の人もお札にレーザーみたいなのをかざしていたけど、あれは偽札かどうかチェックしていたんですね。
だからかー!それで、キャッシュレスが急激に普及したんだ!
とりあえず偽札かどうか確認するため、もう一度園内の売店でそのお金を出してみました。
2か所の売店のレジで確認してみましたが、どちらもアウトでした。
正直、他のお札と比べてみても全く分からないです…それくらい精巧に作られているんですね。
それにしても各レジに偽札確認の機械があるってことが、日本では考えられませんよね。
それだけ偽札が横行しているということなのでしょうが、レジに出回らないなら一体どこで渡されたんだろう…?と考えたら思い当たる節がありました。
前日にタクシーに乗った時のことです。
100元を出したら、一度受け取って財布をごそごそ触った後に、
「端がちょっと切れ込みが入っているからダメだ」
って言われて返されました。
でも、細かいお金が無いことを伝えると、
「切れていない他の100元を出して」
と言われたので、違うお札をだしておつりをもらったんですが…。
多分その時、最初に100元を出したときにすり替えられたんだと思います。それしか疑わしいことないですし。
それに、その時のタクシーやけに高いと思ったんですよ!
他のタクシーに乗った時と同じ距離感でも、メーターがガンガン上がっていって高いなーと感じました。
恐らくメーターが細工されていたんでしょうね…。
ちょっとくらい高くても、日本円にしたら数百円なので払えない金額じゃないし、言葉も通じないからつっこみませんでした。
帰国時に空港までタクシーで行って、相当な距離を走りましたが、ぼったくりタクシーよりもずっと安かったです。
何度も海外には行っているけれど初めての経験 でした、皆さんも気をつけてくださいね。
とはいえ、ハプニングはありつつも北京旅行はしっかりと満喫 しました。
近頃は北京や韓国などの近場は自分でプランを組んでいかれる方も多いと思いますが、天安門広場の入場制限など、旅行会社だからこそ知っている情報はたくさんあるなーと思いました。
改めて旅行会社にプランを組んでもらう のも面白いかもしれません♪