スペイン アンダルシア地方 白い村<フリヒリアナ>へ行ってきました
情熱の国、スペインに行ってきました。オーレ♪
直行便は成田からイベリア航空でマドリード行きが週5便ありますが、乗り継いで行くパターンが多いと思います。
今回はエアチャイナにて北京で乗り換えて行ってきました。
(このドタバタ劇はエアチャイナ遅延体験記をご覧ください)
今回はマドリード→コルドバ→グラナダ→マラガ&フルヒリアナ&ネルハ→バルセロナとまわるコース。
情報が少しでもこれから行かれる方のお役に立てばと思います!
スペイン日程表
1日目 | 羽田→北京→ |
---|---|
2日目 | マドリード(飛行機遅延により振替便手配のため丸一日潰れる) |
3日目 | マドリード(北京観光に変更) |
4日目 | コルドバ ~メスキータ&コインロッカーの場所について~ |
5日目 | グラナダ ~アルハンブラ宮殿~ |
6日目 | マラガ・フリヒリアナ・ネルハ ~白い村~ |
7日目 | バルセロナ |
8日目 | バルセロナ |
9日目 | バルセロナ→北京→ |
10日目 | 羽田 |
当初はマドリードとトレド観光を予定していましたが、飛行機遅延のため変更。
詳しくはエアチャイナ遅延体験記をご覧ください。
4日目 コルドバの魅力
4日目の朝にマドリードからコルドバ行の高速列車renfeを予約していたので、空港からタクシーにてアトーチャ駅まで移動。
renfe(レンフェ)とはスペイン政府が100%出資した鉄道で、日本では「スペイン国鉄」と呼ばれていたりもします。
遅延が少なく、定時運航率99.9%なので安心です♪
空港からアトーチャ駅まで、エクスプレスバスなら30分で5ユーロでしたが、
間に合わなかったら大変!ということで、タクシーを利用。
2014年からマドリード空港発着のタクシー料金は定額制になっており、空港サービス料や夜間・休日割増などの追加料金はかかりません。
市内中心部までの所要時間は30分程度で、定額制30ユーロ。
仮に4人で割ったら1人7.5ユーロで楽に移動できると考えると、とてもお得だと思います。
スペインのタクシーは比較的安く、良心的ですよ♪
今回はマドリード観光は全くせずそのままコルドバへ移動しました。
タイムスケジュール
- マドリード・バラハス空港に6:45着
- アトーチャ駅 9:20発の列車
- コルドバ駅 10:24着
アトーチャ駅
駅に植物園
電光掲示板にプラットホームが表示されます
Eチケットを見せ、荷物検査をして中へ
中にはサンドイッチの売っているカフェと売店がありました♪
プラットホーム
もし飛行機が遅れたら電車に乗れないかもしれないなあ…と、心配していたのですが本日は遅延することもありませんでした。
空港からタクシーで移動して1時間前にはアトーチャ駅に到着し、無事に乗車でき一安心。
余談ですが、今回、エアチャイナが遅延したことで
- マドリードでの2泊のホテル代
- トレドまでの予約していた往復列車代
- フラメンコショーのチケット代
これらすべてが無駄になってしまいました…。
こういうのも、海外旅行保険で補てん出来るのかと思っていたのですが全く無し。
せめてホテルはキャンセル可で予約しておけば良かったと大反省でした。
アトーチャ駅周辺
マドリード観光が出来ずとっても残念…。
アトーチャ駅から2時間でコルドバ駅に到着。
駅のすぐ横にバスターミナルがあり、そこでスーツケースを預けられます。
バスターミナル内
この奥に荷物預かり所があります。
ここです
通常の小さなコインロッカーはこの裏にあります。
オープン時間は朝の5:30から夜中の1:00まで、4ユーロでした。
スーツケースも預け、身軽になったのでコルドバの中心地まで楽々移動♪
大陸横断の旅だと、このスーツケースが厄介者…。
大きな荷物を転がしながらでは思うように行動できません。
駅近のホテルにしたり、ロッカーなどの荷物預け場所をチェックしておくのもポイント♪
そんなの良く分からないし、時間がない!なんて方は、旅行会社に相談するといいですね。
メスキータまでタクシーやバスでも行けますが、街並みも見たいので歩いて行きました。
大体30分くらいですが、街並みを見てるとあっという間♪
コルドバの街中。空の青さが違う~
ヨーロッパはやはりパン食のようです、おいしそう♪
暑かったのでとりあえずビール(笑)
1缶で1ユーロ!! やすーい!
メスキータの城壁
この塔に登ることも出来ますが、昼の時点で空いている予約枠は夕方でした。
メスキータ
中は涼しくひんやりしてます。
イスラム教とキリスト教がミックスされた建物
偶像崇拝禁止のイスラム教と聖母などが多く描かれるキリスト教…違う宗教が一つの建造物に混在するとっても貴重な世界遺産です。
当初は訪れる予定が無かったのですが本当に行って良かったです。
想像していた以上に素晴らしかった♪
アルカサル
オレンジやレモンの木の街路樹があちこちにありました。
外国ならではの風景って感じがします!どこを撮っても画になる!
5/1からパティオ祭りが開催されるので街中のあちこちにお花がありました
どこもこんな感じだったので、花の小道に来たと勘違いしてしまい、実際の花の小道は素通りしてしまいました…。
そのくらい街中のお花が可愛くて綺麗です♪
街中お花に溢れていてとっても可愛い!
コルドバには可愛いお花だけじゃなく美味しいごはんもありましたよ!
老舗レストランの『カサ・ペペ・デ・ラ・フデリア』
コルドバ名物の牛テール肉の煮込み
骨がすっ…ととれるくらいすっごく柔らかくて美味しい~!
こちらもアンダルシア地方料理のソースのかかったポテトフライ
お芋の種類が違うのか、むっちり?もっちり?していて美味しい!外国はやっぱり量が多いですね、最初からたくさん頼むと苦しくなっちゃうかもしれません。
最初、コルドバは予定に入れていなかったのですが、マドリードからグラナダへ行く通過点なのでメスキータだけでも見ようということで途中下車。
半日しか時間がとれませんでしたがとっても素敵な街でした♪
アンダルシア地方に行かれるなら是非立ち寄ってみてくださいね!
コルドバからグラナダへは長距離バスにて移動しました。
移動中の車窓風景
どこまでも広がるオリーブ畑に、オリーブ大国を実感しました。
5日目グラナダ
アルハンブラ宮殿
グラナダを訪れている観光客の大半はアルハンブラ宮殿見学を目的としているのではないでしょうか?
スペインといえばキリスト教のイメージがあるかもしれませんが、800年ものあいだ、南部の都市はイスラム教徒の支配下にありました。
イスラム王朝の拠点がアルハンブラ宮殿であり、住宅、官庁、軍隊、モスク、学校、庭園、墓地など様々な施設を備えた城塞都市です。
中でもアルハンブラ宮殿の心臓部と言われるナスル宮殿は大人気で、30分刻みで入場制限があるほど。
ネットで事前にチケットを購入しておくと安心だと思います。(3ヶ月前から発売)
3ヶ月前からチケットは発売しており、2ヶ月前でもう売り切れ…なんて情報も耳にしていたので、発売と同時にチェックして無事に購入。
正門でも当日券を販売しているようですが、不安な方は事前に買っておくことをおすすめします。
海外のチケットを予約するのなんて不安!という方は、ツアーに組んでくれている旅行会社を探すのがいいかも。
アルハンブラ宮殿の入口は三か所。
- チケット売り場がある正門
- 裁きの門
- 車両の門
グラナダ市街からアルハンブラ宮殿へはバス、タクシー、徒歩で行くことができます。
アルハンブラ宮殿へのルートのバスは約8分間隔で運行しているようなので、今回はバスを利用することにしました。が…
アルハンブラバスは中心部のイサベル・ラ・カトリカ広場前から発着してます。
バンタイプの小さなバスに凄い人の列!
乗るのに時間がかかりそうだったので、歩いて行くことにしました。
結構な坂道で体力を消費しました…15分~25分くらいは見積もっておいた方がよさそうです。
ゴメレス坂は素敵なお店が多い ので、行きはバスで体力を温存し、帰りはお店を見ながら歩いて帰ってくるのがオススメ です♪
ザクロの門
ヌエバ広場のところからゴメレス坂を登って行くとザクロの門があります。
そこを抜けると更に急勾配!
裁きの門まで距離はそんなにありませんが、山登り級の急な登り坂です。
ここまで登ってきたら……
裁きの門がありました!
アルハンブラ宮殿は非常に広く、無料エリアと有料エリアがあります。
有料エリアは
- アルカサバ
- ナスル朝宮殿
- ヘネラリフェ
の三つで、ネットで事前にチケットを購入していれば裁きの門から入場することができます 。
チケットを購入していない場合 は、さらに上の正門で当日チケットを購入 しましょう。
有料エリアの見学をしない場合はどこの門から入っても大丈夫 です。
ただし、正門は入場時間が午前の部・午後の部と別れています。
午前の部は8時半、午後の部は14時半にならないと入場できません。
時間を気にせず入場したい方は、裁きの門か車両の門から入りましょう。
アルカサバからのアルバイシン地区
絶景です!
パラドールグラナダの中庭
※パラドールとは、スペイン全土に95ヶ所ある中世の古城や修道院などの歴史的建物を改装した国営ホテルのこと。
ここに泊まりたかったのですが、全く空室がありませんでした…。
パラドールに宿泊するツアーもあったので、旅行会社で多く押さえているのかもしれませんね
ナスル宮殿
ナスル宮殿は30分ごとの予約制。時間厳守なので気をつけてくださいね!
ライオン宮
すごく細かい彫刻
とっても可愛いタイル
こんなアーチ型の窓にも素晴らしい彫刻が施してあります
ヘネラリフェ
こちらの庭園も綺麗
レモンの木と黄色の薔薇
アセキアの中庭はイスラム=スペイン様式を代表する庭園です
お花が咲き乱れていて美しい庭園でした…!
アルハンブラ宮殿はかなり広く、周り方に注意しないと大変です。
主要なエリアを見るだけでも結構時間がかかると思います。
アルハンブラ宮殿見学の所要時間の目安としては、
- 主要箇所をさっくりと見て2時間
- 主要箇所をゆったりと見て4時間
- ランチやショッピングを含めたら5時間以上
を目安に計画を立てるといいと思います。
今回は
裁きの門から入場→アルカサバ→ナスル宮殿→パルタル庭園→ヘネラリフェ→パラドールやお土産屋さん
という順序でまわりました。
かなりの距離を歩くことになるので、おしゃれしたい気持ちは分かりますが歩きやすい服装をおすすめします!
また、アルハンブラ宮殿は涼しい方ですがそれでも夏場は暑いです。
熱中症と日焼け対策 をしっかり行いましょう。
ちょこっと情報
『ラグーナ トーラー デ タラセア』というオリーブの木などを使った伝統工芸品のお土産屋さんがあります。
1877年から続く老舗のお店で、アルハンブラ内にあり、グラナダの寄木細工のお土産が売っているだけでなく実演販売 もしています。
こうしたタラセア(寄木細工)の商品はいろんなところで売られているのですが、ラグーナは熟練の職人さんがつくるので質が高いです。
コースターを購入したのですが、お値段もお手頃で軽いしお土産に最適でした♪
『ラグーナ』の寄木細工のコースター
アルバイシン地区
ヌエバ広場からアルハンブラ宮殿とは逆方向に広がる地域です。
坂道を登って行きます
路は狭く、石畳、坂道なのでスニーカー必須です。
この細い道を車が通るのでびっくり!
今回は街を楽しみたかったので歩いて行きましたが、アルハンブラバスで行くこともできます。
高台まで登るとアルハンブラ宮殿が目の前に広がっていました。
こちらはサンニコラス展望台からみたアルハンブラ宮殿
今回、夜のライトアップは見れなかったのですが絶対に綺麗なはず!!
夜に滞在できる方は是非♪
アラブ街
グラナダ名物 無料タパス
グラナダでは1杯アルコールを頼むと、無料でタパス(日本でいうおつまみのようなもの)がついてくるというバル文化があります。(残念ながら、そうでないお店もあります)
ビールやワインが1.5~2.5ユーロという安さでタパスまで!!
ただ、ガイドブックに載っている店や美味しいと評判のお店は激混みで、店の外まで人が溢れ、立ち飲みのところが多かったです。
少々勇気はいりますが、ガイドブックに載ってないお店に飛び込んでみるのもいいかもしれませんね!安いし!
スペインといえばサングリア♪
お店によって味が全然違って楽しい
こちらはパエリア♪
ちょっとリゾットっぽい感じでしたが美味しい!
ミートボールとポテトフライのようながっつりしたタパスも!
グラナダ・グルメ情報
ピオノノ
Casa Yslaというお店でスペインの伝統菓子を堪能です!
グラナダの伝統菓子のピオノノ とでっかいデニッシュクリームパン(男の人の手のひらサイズ)を食べました。
ピオノノはカスタードクリームをスポンジ(ちょっとパンっぽい)で巻き、その上に卵黄の甘いクリームと砂糖をかけバーナーで焼いたものです。
全体にシロップが浸みこませてありますが、甘さは控えめでした。
こちらのお店ではプレーンタイプのもの、チョコレート味、バニラ味、みかん味などありました。
蜂蜜味の情報も見かけたので、時期によっては違うのかも?
また、Casaで食べたピオノノは甘さ控えめでしたが、お店によっては大分甘いものもあるみたいです。
まずは一個お試しで買ってみるといいですね!
こちらはピスタチオの焼き菓子
人生初のアラブ菓子にドキドキ…どんな味なんだろう?と恐る恐る食べたのですが、普通に洋菓子でした(笑)
美味しかったです♪
ジェラート ロスイタリアーノス
大聖堂の向かい側、スタバの隣に大行列が気になり覗いてみたらジェラート屋さんでした。
今回私は食べることはできませんでしたが、大人気でおいしそうだったので次回はいきたいです!
アロス・コン・レチェ
ライスプティング。
お米を牛乳と砂糖で煮込んだミルク粥ですね、こちらのお店はレモン風味でした。
ホテル情報
今回グラナダで泊まったのは 『メリアグラナダ 』。
場所はエルコルテイングレスのすぐ隣で、大聖堂や日本語情報センターからもすぐの場所です。
バルの多いエリアなので夜遅くてもすぐに帰れて安心。
グラナダの街はコンパクトなのでどこに泊まっても徒歩で十分だと思います。
ただ、アルバイシン地区の高台だと、スーツケースをひっぱって歩いていくのは大変そう……タクシーを利用した方が良さそうだなという感想を持ちました。
ロビー
スタンダードなお部屋
イタリアと同じで便座が2つある!
アメニティは最小限です、綿棒もコットンもありません。
ヨーロッパのホテルはスリッパが無いことも多く、今回宿泊した3つのホテルすべてありませんでした。
使い捨てのスリッパを持参するといいかもしれませんね。
6日目 フリヒリアナ・ネルハ・マラガ観光
6日目はフリヒリアナ、ネルハ、マラガ にいってきました。
皆さんは「白い村」はご存知でしょうか?
スペイン、アンダルシア地方には強い日差しを跳ね返すために建物を白く塗装した「白い村」があります。
いくつかある白い村の中でも、今回は「フリヒリアナ」に行ってきました。
色々調べてみたら、フリヒリアナはスペインで一番美しい村に選ばれたこともあるそうです!
ミハスは観光地化しており、観光客で賑わっているそう。両方の村に行くツアーなどもありますよ!
それぞれの白い村を比べてみるのもいいかもしれませんね♪
フリヒリアナ(白い村)
フリヒリアナ
ネルハやフリヒリアナにはスーツケースを預かってくれる所が少ないようだったので、前日のうちにグラナダから長距離バスで移動し、マラガに宿泊しました。
マラガから長距離バスでネルハ(約1時間30分)→乗り換えてフリヒリアナまで(約20分)。
旅程を決める際のリサーチでは、フリヒリアナに泊まらずマラガを拠点にして日帰りで行っている方がほとんど。
私もグラナダからマラガへ移動する行程にしたのですが、実際に行ってみたら、ネルハにもフリヒリアナにもホテルがありました。
ただ、フリヒリアナに宿泊するのはスーツケースを持って坂を登る人を見て大変そうだったのでおすすめしません。
ネルハ ならバス脇にあるホステル「HOSTAL AZAHARA」で荷物を預かってくれます し、リゾート地のようでホテルも海岸沿いにたくさんあります♪
バルや飲食店、お土産屋さんもいっぱりありリゾート感満載!
海の向こうはアフリカ大陸で心躍りますね♪
ネルハ-フリヒリアーナ間のバス(1.15ユーロ)
マラガからの長距離バスを降りて道路を渡った反対側、国道340号沿いにバス停があります。
フリヒリアナ発の時刻表
バスを降りたらこの看板の方に
坂を上がったところに観光案内所がありました
ここで、地図をGET♪
こちらにトイレもありました。
どこも絵になります
普通に人が住んでいます
坂が多いのでがんばって歩いてください
案内表示もこんなに可愛い
ここを上がって行くと展望台とレストランがあります
こんな絶景を見ながら食事ができますよ♪
海がきれいです!
レストランエルミラドールを目指して坂を登って行ったのですがこの日はお休みでした…。
でも、こちらのガーデン・レストランも景色も良くお料理も美味しかったです♪
チキンのサラダ
野菜不足のため久しぶりにたっぷり補充♪
イベリコ豚のステーキ
お料理が出てくるのも、お会計ものんびりで…予定していたバスにはタッチの差で乗れず、待ち時間が勿体ないので
帰りはタクシーでネルハまで戻りました(12ユーロ)。
時間に余裕を持って予定を組んでおくといいと思います!
ネルハ(ヨーロッパのバルコニー)
ヨーロッパのバルコニーの名づけ親のスペイン王アルフォンソ12世の銅像
水道
南国っぽいです
周辺には飲食店がたくさん
ここから、ネルハのバス停までは10分くらいです
マラガ
今回マラガには
- フリヒリアナへ行くため
- バルセロナへ向かうための起点の地
として宿泊したため、街の中心地をちょこっと見るしか時間がとれませんでした。
繁華街・コンスティトゥシオン広場周辺
今回の旅行で私が一番気に入ったのがこれです!
ホットチョコレートをつけて食べる揚げたてあっつあつのチュロス!
ガイドブックなどではマドリードの老舗のお店などが紹介されていましたが、マラガのこのお店もとっても美味しかったです♪
この一角全部がお店
メニューはこれしかないので直ぐに出てきます。
熱っつあつで、中は軽く、外はカリッ!!
日本で食べたことのあるシナモンシュガーのかかったチュロスとは別物。
ホットチョコレートもアメリカンの甘さではなく、パリのショコラティエの控えめな甘さで最高に美味しかったです!
私はシステムが分からなかったので店員さんにおまかせしたところ、2人分で3本でてきました。
後でレシートを見たらチュロスは1本の値段が記載されていたので、好きな数を注文できるようです。
ビールとホットチョコとチュロス3本で5ユーロでした、安すぎ…!
マラガホテル情報
マラガで宿泊したのは『イルニオンマラガ』というホテル。
港に面していて、マラガのバスターミナルや鉄道駅まで徒歩5分くらい の場所にあります。
マラガの繁華街までは徒歩で20分くらいとちょっと離れていますが、移動には便利な立地です。
目の前の港の朝焼け風景
スタンダードのお部屋
こちらはスリッパ、ひげそり、歯ブラシはありませんでしたが、シャンプー、ボディーソープ、綿棒・コットンはありました
マラガ空港までの行き方
マラガ鉄道駅
駅に大きなコインロッカーもあります。
鉄道駅のすぐ隣にALSAのバスターミナルがあり、こちらにもコインロッカーが設置されています。
空港までは3ユーロ
空港行は6:30~00:05まで20分~30分間隔で運行しています。
バスの停車名です
空港発はこの順番で停まります
LCC航空(Vueling)のチェックイン方法
今回はじめてVueling航空を利用しました。
手荷物を預けるのもすべてセルフと聞いていたので不安になりながらも、空港バスを降りたらエレベーターで2階出発ロビーへ
すごい数のチェックイン機が並んでいます。
案内表示にしたがって、自分のチケットのカウンターへ向かいます。
Vuelingは一番端っこでした
自動チェックイン機
確認内容が表示されます
英語はほとんど出来ない私でも画面の指示にしたがってタッチしていったら、バゲッジシールも搭乗券も無事にGET 出来ました!
チェックイン手続完了♪
思ったより簡単で安心しました。
その後は荷物を預け保安検査場へ…向かう途中でわんちゃんを発見。
可愛い♪
でも、ケージに入れずに飛行機に乗れるんでしょうか?
途中で見失ってしまい、気になったので帰ってきてから調べてみました。
Vueling航空では予約時に申請することと、キャリーから出さないことで犬・猫・鳥を連れていくことができる そうですよ。
マラガ空港ラウンジ
LCC航空を利用でもプライオリティパスを持っていれば空港ラウンジの利用が可能 です。
私、いえ、私のつれはこれが旅の中でも一番の楽しみなので、いつも早目に空港に着くようにしています♪
マラガのラウンジは地方都市の空港なので期待していなかったのにかなりのハイレベル!
保安検査所場を通り抜けたらこのDUTYFREEへ
ここを通らないとゲートへ行けない道順になっています
VIP LOUNGEへ
DUTYFREEを出て、右に曲がると階段とエレベーターがあります
SALA VIP
空間は広く、ガラガラでした
生ハムもある♪♪
甘いデニッシュ系
パンの種類もめっちゃ豊富
果物、サンドイッチ、サラダ、ワイン(白、赤、ロゼ、スパークリング)、ビール
その他各種お酒
ビールだけでもこの種類
どこで飲んでも超美味しいスペインの生搾りオレンジジュース
乾き物・ナッツ類
アイスクリームもあった♪
ヨーグルトだってこんなにたくさんの種類
このイベリコ豚のパテが美味しかった
パテもジャムも種類がたくさん
サラダ
朝食の時間帯でこのメニューなので、夕食メニューはもっと凄そうですね。
7日目&8日目 バルセロナ
マラガからLCC航空のVueling航空にてバルセロナへ移動してきました。
予定の一時間遅れで到着。
欠航や遅延も多いと聞いていたので、この日は特に予定を入れていなかったのですが大正解でした。
バルセロナの空港は到着ロビーにフードコートがありました。
、フードコート
洋食に飽きてきた方には嬉しい、お寿司と醤油の調味料も売ってましたよ!
お寿司やお醤油
空港から市内への移動は空港バスを利用しました。
5分~10分間隔で運行していて、市内までは35分程で5.9ユーロ 。
無料Wi-fiがついているので、市内へ移動するまでの間に観光情報を調べておくものいいですね!
この日はスペインにきて初めての雨でしたが、街中を散策することにしました。
サンタ・カテリーナ市場とサン・ジョセップ市場
こちらはサンタ・カテリーナ市場
サンタ・カテリーナ市場にてイベリコ豚の生ハム
こんなに入ってたったの2ユーロ!と喜びましたが、中は上げ底になっていました(笑)
それでもこのお値段でこの味と量は十分!
フレッシュジュース
サン・ジョセップ市場の方が大きくイートイン出来るお店もたくさんありました。
フルーツ屋さんに、生ハム屋さん、お菓子屋さんなどなど。
ラインナップ、価格もサンタ・カテリーナ市場と同じくらいです。
どちらも夕方に行ったのですが、すでに閉まっているお店もあったので早い時間に行く のをおすすめします。
サクラダファミリア
バルセロナ観光での一番の目的はガウディのサグラダファミリア です。
サグラダ・ファミリア、日本語に直訳すると「聖家族贖罪教会」。
バルセロナにあるカトリック教会のバシリカで、世界文化遺産に指定されています。
未完成であることも有名ですよね、2026年に完成予定とされているそうです。
私は街中散策をしながらカタルーニャ広場から歩いていきました。
カタルーニャ広場
ここから出発
グラシア通りを歩いていくと…
残念ながら改修中のカサ・パトリョ……でもある意味ラッキーかな!?
カサ・ミラ
そこから10分ほどで・・・サクラダ・ファミリアに到着♪♪
サクラダ・ファミリア
受難のファサード
現在、サグラダ・ファミリアは「生誕のファサード」と「受難のファサード」が完成しており、エレベーターで上に登ることもできます。
生誕のファサードには、キリストの誕生から最初の説教を行うまでが、受難のファサードには、聖なる晩餐からキリストが埋葬されるまでが表されています。
生誕のファサードか受難のファサードか…どちらを見学するか迷いましたが、今回は事前にインターネットで生誕のファサードの塔への入場チケットを購入しておきました。
サグラダ・ファミリアのチケットは6種類あり、ファサードに入場できるものから、聖堂のみの見学、博物館のみの見学など様々で料金も異なります。
生誕のファサード・受難のファサードの両方に登りたい場合、ファサードに入場できるチケットを2枚購入しなければならない ので要注意。
こちらも時間が決まっているので遅刻しないように気をつけてくださいね。
ツアーだとこういうのも組み込まれている物、チケットのみ手配してくれるものなどあり便利ですよね。
団体割引がきくのか、個人で手配するより安い場合が多いのでそちらもチェックしておくといいかも。
こちらが生誕のファサード
セキュリティチェックを受け、いざ中へ入ります。
このセキュリティチェックは結構厳しく、全ての手荷物の中身まで検査されるので時間には余裕をもっていきましょう。
ステンドグラスが美しいです
福音史家発見
これはマタイとマルコ
見学しつつ、入場時間になったのでいざ塔へと向かいます。
この時、あまり大きくないバッグを肩にかけていたのですが、入場口でコインロッカーに入れるように指示されました。
コインロッカーの利用には1ユーロコインが必要。
持っていてよかったです、塔に登る方は1ユーロコインを用意しておきましょう。
コインロッカー
エレベーターで上がると素敵な景色が見られました。
晴れててよかった、絶景です。
外部の彫刻もこんなに間近に…!細かい!
可愛い♪
下りはぐるぐると螺旋階段を下りていきます
向いの公園からが一番の撮影スポット
絶景でしたが工事の鉄骨があるのが残念。
完成予定の2026年はガウディの没後100年記念でもあります、完成が待ち遠しいですね。
サクラダ・ファミリアから歩くこと10分。
サン・パウ病院
ガウディのライバルのモンタネールの作品。2009年まで病院として使われていました。
ここがメインの入り口の建物でしたが、この後ろに広がる病棟の建物がまた素晴らしかったです。
是非こちらに足を運んだ際はそちらもごらんになってくださいね!
グエル公園
グエル公園は、1984年にユネスコの世界遺産に登録されたガウディの作品の1つで、バルセロナの街が一望できます。
せっかくの機会なので是非足を運んでみてくださいね。
行き方
グエル公園は地下鉄の駅からもちょっと離れているうえ登り坂。
地下鉄のalfonsX駅より出ている、無料のシャトルバス に乗っていくのがおすすめです。
ただし無料シャトルバスは事前にチケットを購入している人のみ利用可能 となるので注意してください。
事前購入していない方、もしくは朝、夕の無料時間帯に行こうとされている方はタクシー、もしくはレセップスから正面入り口を通るバスも出ています。
カタルーニャ広場から24番のバスでも行くことができますよ。
私はサン・パウ病院から30分ほどかけて歩いていきましたが、思った以上に距離があったうえ登り坂がめちゃめちゃ長くてきつい!
途中休憩している方もたくさん見かけました。
公園内では有料エリア以外も周り、かなり歩いてへとへとに。
無料シャトルバスもしくは92番のバスで行けば良かったと後悔しました。
回廊
こちらはダリが「お菓子の家のようだ」と評した建物。
本当にお菓子のようです。
有料エリア内部
有名なトカゲちゃん
帰りは有料エリアからすぐ近くの正面入り口から坂をまっすぐに降りていき、24番バスでカタルーニャ広場まで戻りました。
グルメ情報
グエル公園の有料エリアへの入場時間まで時間が余ってしまったのでレストランで休憩しました。
グエル公園周辺は坂を下らないと飲食店があまり無く、公園近くは数件しかありません。
地中海レストラン『Larrard55』
ここのサングリアがとっても美味しかったのでおすすめです♪
イカがやわらかくてとても美味しかった
老舗レストラン『ロス・カラコレス』
ゴシック地区にある伝統のカタルーニャ料理のお店
思ったより量が少な目だったのでペロリといけちゃいました。
他のお料理もそんなに多すぎることもなく上品な感じです。
『ラ・パリャレサ』
こちらもゴシック地区にある喫茶店。
クレマ・カタラーナにたっぷり生クリームの乗ったもの
甘すぎずペロリと食べれちゃいました。
ピオノノやチュロスもそうでしたが、甘すぎて食べられない!なんてことは少ないと思います。
スペイン料理は日本人の味覚にあうのかもしれません。
ホテル情報
バルセロナでは『ホテルHCCモンブラン』に宿泊しました。
バスタブのあるお部屋を指定していたのですが、部屋に行ったらシャワーのみ!
フロントに伝えたらすぐに変更してくれて一安心。
お部屋は清潔ですし、プールがあったので夏は泳いだり、プールサイドでお酒を飲んだりもできそう。
カタルーニャ広場から5分という立地で交通の便もよくて大満足です。
スペイン・トイレ情報
スペインに限らず、ヨーロッパでは公衆トイレは基本的に無いと思って正解です。
カフェやレストランに入った時には必ず済ませておくといいでしょう。
とはいえ、外出中突然トイレに行きたくなることはありますよね。
今回助かったおトイレ情報をお届けします。
①ガソリンスタンド
今回カサ・ミラからサクラダ・ファミリアに向かう途中トイレに行きたくなってしまいました…。
ちょうどオフィスや住宅の多いエリアのようでカフェも無く、焦ってきた時にコンビニ併設のガソリンスタンド発見!
トイレが見えたので店員さんにきいてみたら貸してもらえました。いや~助かった!
ドリンクを1本購入して御礼を言って店を後にしました。
②有料公衆トイレ
グラナダ・コルドバで有料公衆トイレを見かけました。
街中にもトイレマークがある建物があり、0.3ユーロでトイレを利用できます。
お金を入れるとドアが開く仕組み。
トイレットペーパーもちゃんとありましたが、水を流すレバーもボタンも無い!
どうするんだろう…と思いながらもどうすることも出来ず、トイレから出てドアが閉まったら、ジャーっと水が流れる音が聞こえました。
退出すると自動で流れる仕組みだったようです。
スリにご注意
なんと今回、初スリに会ってしまいました…。
スペインはスリが多いとは聞いていましたが、まさか本当にあってしまうとは!
最終日、ホテルをチェックアウトして空港に向かおうとしたときのことでした。
連れがバックの中を確認したら財布が無いというのです。
スーツケースをもう一度開けて、ベットの下やら床やらも確認するが見つかりません。
最後にお財布を使ったのは旅行6日目にマラガ空港のラウンジでプライオリティパスを出した時なので、数日前のこと。
それ以来出していないので、全く思い当たりません。
サクラダファミリア周辺?
サン・ジョセップ市場?
デパート?
街を散策してた時?
ギューギュー詰めの満員電車のようなところには行っていないけれど、ある程度人が多かったのは上記の場所。
そういえば、連れはファスナーが開いているバックを背中側に斜めにかけていて、危なかったから私が締めたんです。
でもそれがどこだったのか全く覚えていなくて…その時すでにすられていたのかもしれません。
幸いカード類は使用されず無事でしたが、日本円、ユーロとも現金は戻りませんでした。
皆さん、くれぐれもお気をつけくださいね。
バックは背中には回さず、必ず前に持ちましょう!!
最後に
今回は5回乗った飛行機の内、3便が遅延しました。
大幅に予定変更を余儀なくされ、最後の最後にスリに会うというバタバタの大波乱の旅となりました。
エアチャイナ飛行機遅延の体験記と詳しい旅費についてはこちらにてどうぞ。
最終的に無事に帰国できましたが何とも不安な旅でした…。
旅行会社を通して計画をしていれば、とても心強かったな~というのが感想です。
これからスペインへの旅をお考えの方にお役に立てれば幸いです。