【マンション&戸建て】水回りリフォームのコツをご紹介! 基本情報から具体的なプランまで
- 投稿日:2024.08.06
- 更新日:2024.08.27
【マンション&戸建て】水回りリフォームのコツをご紹介!
基本情報から具体的なプランまで
大切に住んでいても、どうしても故障や不具合が発生しがちなキッチンやお風呂などの水回り設備。
故障してしまった場合はもちろんのこと、掃除してもどうしても取り切れない汚れがある…使い勝手が悪い…などのお悩みが発生したら、水回りのリフォームを検討してみましょう。
この記事では、
水回りリフォームの予算目安から、お得にリフォームする方法、実際にリフォームする場合に気を付けたいことまで、具体的なリフォームのお手伝いをサポートしていきます!
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目次
水回りリフォーム費用平均と部位別のリフォーム費用チェック
水回りリフォームを施工すると、住まいは見違えるように綺麗になります。ですが、その分費用は高額になりがち。
比較的安価なトイレリフォームでも費用は10万円~50万円。在来浴室からユニットバスへの浴室まるごとのリフォームだと200万円以上かかってしまう場合もあります。
まずは、自分が行いたいリフォームはどの部分なのか。単品ごとのリフォーム費用を確認しながら検討していきましょう。
キッチン
キッチンリフォーム費用平均:(マンション)50~150万円程度、(戸建て)100~150万円程度
システムキッチンの交換 | 50~150万円 |
キッチンの移動 | 20~250万円 |
シンクの交換 | 5~15万円 |
ガスコンロの交換 | 20~30万円 |
換気扇の交換 | 15~30万円 |
カップボードなど周辺収納設置 | 20~50万円 |
床や壁の張り替え | 10~50万円 |
など
浴室
浴室リフォーム平均費用:(マンション)50~150万円程度、(戸建て)60~200万円程度
据え置き式のバスタブの交換 | 20万円程度 ※埋め込み式の浴槽の場合は、バスタブのみの交換は不可 |
ユニットバスの交換費用 | 60~150万円 |
シャワー交換 | 約1万円 |
換気扇交換 | 約10万円 |
タイルのみ交換 | 床10万円程度、壁10万円程度 |
など
トイレ
トイレリフォームの平均費用:(マンション)20~30万円、(戸建て)15~40万円
トイレ本体の交換 | 10~50万円 |
和式を洋式に変更 | 15~60万円 |
ウォシュレットのみの交換 | 1万円程度 |
トイレの床や壁交換 | 床5万円程度、壁5万円程度 |
手洗増設 | 10~30万円 |
トイレ換気 | 2~5万円 |
など
洗面
洗面リフォーム平均費用:20~30万円程度
洗面化粧台交換 | 5~30万円 |
など
費用を抑えるための対策としては
- 思い切って水回りまるごとリフォームセットプランを利用することで、個別の費用を抑える
- 本当にリフォームが必要な箇所をしっかり検討してから施工することで、無駄な出費を抑える
- 設備のグレードを下げる
- 国や自治体から出ている補助金や助成金を利用する(住宅省エネ2024キャンペーンなど)
などが考えられます。
次の項目では、セットプランリフォームの費用と利点について解説していきます。
水回りセットプランの費用とセットプランを利用するメリット
単品ごとのリフォーム項目を見ながら、予算を加算してみると…
(3点)キッチン+浴室+トイレ=約220万円
(4点)キッチン+浴室+トイレ+洗面=約240万円
となります。
それでは3点セット、4点セットなどのセット価格のリフォームプランの目安はどれくらいなのでしょうか?
例1)TOTO
(浴室、トイレ、洗面)水回り3点セットリフォーム工事費用=約150万円
<Before>
<After>
例2)パナソニック
(キッチン、浴室、トイレ、洗面)水回り4点リフォーム工事費用=約170万円
※単品工事価格より約20万円お得
<Before>
<After>
あくまでも目安ではありますが、単品工事価格よりも、セット価格になると約20万円程度のコストダウンが実現できています。
※水回り3点リフォームセットプラン、水回り4点リフォームセットプランという呼称は、取り扱いメーカーによって内容が異なります。セットプランの内容については必ず、事前に詳細をご確認ください。
水回りセットプランのデメリット
ここで、知っておきたいのがセット価格でリフォームを行う場合は、リフォーム対象エリアは変更不可の場合がほとんどということ。例えば、気に入って使っているトイレアクセサリーがあったとしても、トイレアクセサリーリフォームがセットプラン内容に入ってしまっている場合、トイレアクセサリーのリフォームを免れることはできません。
また、セットプランでは選べる設備の選択肢の範囲はかなり狭くなります。自分好みの機能やデザインを選ぶことができないケースもあるということも把握しておきましょう。
水回りリフォーム費用相場 マンション vs 戸建て
この項目では、マンションの水回りリフォーム費用と一戸建ての場合の費用を、カインズホームセンターで入手したLIXILカタログ(2023年6月1日発行)を用いて比較してみます。
※写真はイメージです。
マンションお手頃パック4点セット108万円(税込)~
0.75坪タイプ
- ユニットバス
- 洗面化粧台
- トイレ
- 内装リフォーム
※10年保証付き、何回でも修理可能、24時間365日コールセンターサポートあり
一戸建てシンプルパック99.8万円(税込)~
1坪タイプ
- ユニットバス
- 洗面化粧台
- トイレ
- 内装リフォーム
※10年保証付き、何回でも修理可能、24時間365日コールセンターサポートあり
ユニットバスや洗面台、トイレの仕様はほぼ同じですが、一戸建てのほうが広くて若干費用が低くなっていることが見てとれます。
マンションリフォームならではの特別な注意点
ここからは、とくにマンションの水回りリフォームに関係しそうな事柄をピックアップしてご紹介します。注意しておくとスムーズにリフォームを進めることができる項目が多いので、マンションリフォームをお考えの方は、ぜひこの項目をご一読ください。
事前にリフォームの申請が必要
マンションリフォームする場合は、管理組合からもらうリフォームの許可が必要な場合がほとんど。工事開始日の2~3週間前に許可をもらっておけるように、手続きを進めておくと良いでしょう。
電気使用量上限による制約
1室あたりの電気供給量に制限がある場合、IHクッキングヒーターを導入できないことがあります。
排気ダクト位置による制約
レンジフードに接続する排気ダクトの位置によっては、キッチンを設置できない場所が存在する可能性があります。
排水管による制約
とくに、1980年代以前のマンションに多いのですが、排水管の位置が固定されてしまっているキッチンの場合、移動が難しいことがあります。
床材の制限
管理規約内の制限により、遮音等級が定められている場合があります。その際は、防音性の低い床材を採用することはできません。
信頼のおけるリフォーム会社であれば、上記のような制約に適切な判断をしてくれるうえ、管理組合や、近隣住民とのやり取りに配慮してくれることも多いものです。
お住いのマンションが、どのような契約条件になっているのか、事前に必ず確認しておくことも大切ですが、まずは信頼できるリフォーム会社探しから始めてみるのもひとつの手です。
信頼できるリフォーム業者の選び方
住まいの根幹をなす水回りリフォームは、専門業者のなかでもより信頼できる業者に依頼したいもの。実績と評判、費用面の安心を兼ね備えたリフォーム会社を探したいなら、さまざまなリフォーム会社を比較検討することができるtown lifeリフォームのサイトがおすすめです。
リフォームプランを無料で作成してもらえるので、自分にとって最適なリフォーム会社がとっても見つかりやすくなっています。
リフォームを依頼する際には、以下の項目を調べておいてから依頼するとスムーズです。
水回りリフォームチェックリスト
- 築年数
- 予算の目安
- リフォーム箇所の坪数
- 希望リフォーム箇所の図面があるかどうか
- 希望リフォーム箇所の寸法
- 希望追加パーツの有無
- 工事を希望する時期
- 希望支払方法
など
水回りリフォームって何日くらいかかる?
単品ごとの水回りリフォーム工事の一般的な期間は、以下の通りです。
キッチンシステムキッチン単体の付け替えのみ1~3日
そのほか工程を含む場合は、約2~7日程度。さらに壁や床の張り替えを行う場合は、通常よりも工事期間が長くかかる傾向にあります。キッチンのレイアウト変更を含む場合は、さらに工事期間に余裕を持って考えましょう。
浴室ユニットバス単体の付け替えのみ2~4日
古いユニットバスを新しいユニットバスに交換する場合が、工事期間は1番短くなります。ユニットバス以外の浴室をユニットバスに変更する場合は、 約7~14日程度の工事期間が予想されます。
トイレ単体の付け替えのみの場合は約1日(約2~3時間)
和式トイレから洋式トイレへのリフォームを検討する場合は、3日以上を想定しましょう。ただし、給排水管工事や電気工事の作業内容によっては、工事期間がさらに長くなってしまう場合もあります。
洗面台単体の付け替えのみの場合は半日~1日程度
洗面所の壁や床の張り替え、既存の洗面化粧台の位置を移動させる工事も含むなら、2~4日間の工期をが妥当です。
※工事期間はあくまでも目安です。設備機器や各スペースの大きさによって上記の日数は変わります。
スムーズな水回りリフォームをしたいなら! 効率的な順番を事前に考えておこう
水回り設備であるキッチン、浴室、トイレ、洗面所は、いずれも使用頻度の高い場所。
1日でも使えない場所があると困ってしまいます。
しかし、先述の通り、キッチンは最低でも1日、浴室は最低でも2日間、トイレは約2時間程度、洗面台は約半日ほど使用できない期間ができてきます。
自宅の水回り設備が使えない期間をどう過ごすのか。事前に計画を立てておくことは重要です。
ここでは実際の工程表を見て、具体的なイメージを掴みましょう。
(例1)
水回りリフォームセットプランの工程例(※カインズによる浴室、トイレ、洗面のプラン)
1日目 | 養生設置、洗面化粧台撤去、浴室解体廃材処分 |
2日目 | 浴室内給排水管接続 |
3日目 | 浴室電気配線改修、浴室ダクト工事 |
4日目 | 便器撤去、便器、洗面台取り付け、内装、ユニットバス組み立て工事 |
5日目 | その他補修、引き渡し |
(例2)
水回り丸ごとリフォームの工程例(※株式会社 大垣設備による費用639万円、工期35日のプラン)
リフォーム時期が重ならないように、あらかじめ考えておきたい場所もあります。
たとえば、キッチンのリフォーム中は、洗面台などの別の水栓を利用して、自宅内に簡易のミニキッチンを用意しておくというアイデアも。施工業者と相談しながら、ベストなプランを組めると良いですね。
住みながらリフォームを行うなら…注意点と対策
限られたリフォーム期間であっても、住み慣れた家をなるべく離れたくない、という方は多いと思います。ここでは、住みながらリフォームする際の注意点と、対処法について見ていきます。
注意点①
リフォーム中の場所に置くことのできない物があふれて、生活スペースを圧迫することがある。
注意点②
想像以上に、騒音やほこりが発生してしまう場合がある。
注意点③
業者の出入りが多いため、プライバシーの確保が難しい。また、セキュリティ面が気になり外出しずらくなってしまう場合も。
注意点④
電気工事中は、エアコンを使えないなどの可能性が高い。
おすすめ対策①
事前に自宅全体を片づけておきましょう。リフォーム時に生活スペースが物で溢れる状態を防ぐことができるうえ、貴重品などをしっかり管理できます。
おすすめ対策②
水回りリフォーム中のエリアと、生活スペースをなるべく遠く設置できるようになるとプライバシーと衛生面を確保しやすくなります。
おすすめ対策③
キッチンや浴室が使えない時期は、外食や、近隣で入浴できる施設を利用しましょう。
おすすめ対策④
リフォーム期間のなかでも特に作業が集中する期間は、貴重品をすべて持参してホテルに宿泊すると安心できます。
いかがだったでしょうか。工期に合わせた、暮らしやすい計画でリフォームが進めたいものですね。
リフォームする? まだ使える? 一般的なリフォームの時期と設備の耐久年数
ほかの住居設備よりも、どうしても劣化が早くなってしまいがちな水回り設備。突然の故障で、大変な思いをしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
最適なタイミングでリフォームを施し、トラブル知らずの生活を目指してみませんか。
水回り設備の一般的な耐久年数目安
キッチン | ~約10年 |
浴室 | 15年~20年 |
トイレ | (トイレ本体)約15年、(配管)約20年 |
洗面 | 10年~15年 |
全体的に、10~20年でくらいの耐久年数が多いですね。それ以上に使えるケースももちろん多いと思いますが、まだ大丈夫と思っているうちに、あっという間に月日は経ってしまうものです。
まだ綺麗なうちに、一度リフォームを検討して備えておけば、いざという時に慌てなくてすみそうです。
まとめ ~いよいよリフォーム開始! 最後にこんなところもチェックしておくとさらに安心です!~
新築時に比べて、リフォームする際にどうしてもチェックが甘くなりがちなのが、保障内容。どうせ選ぶなら、保障対象期間が長く、保障の内容も手厚いものを選んでみてはいかがでしょうか。
リフォーム会社によっては、定期的なメンテナンスが受けられたり、トラブル発生時にサポートしてもらえる場合もありますよ。より満足度の高い専門業者を選んで、リフォームを進めましょう。
※記事の中でご紹介している価格はあくまでも目安です。仕様や価格など変更になる可能性もありますことを、ご了承ください。
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