1. タウンライフ空き家コネクト
  2. 空き家コネクトお役立ち情報
  3. 田舎にある空き家の活用方法をご紹介!

田舎にある空き家の活用方法をご紹介!

24.03.06

田舎にある空き家の活用方法をご紹介!

田舎に空き家を持っているけど、誰も住んでおらず野放しになっているという方は少なくありません。
そこで今回は「自分が住む予定はないので、なにか別の方法で活用したい」という方や「田舎にある空き家を購入したいけど、住む以外に活用法があるのか」と考えている方向けに、田舎にある空き家を活用する難しさや意外な空き家の活用例をご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。

あなただけの
空き家解決方法が見つかる

POINT

あなたに合わせた空き家解決プランが 無料で受けられる!

あなたの空き家の悩みを解決するプロ集団1,800社の中から厳選!

一度のご相談で解決できなくても何度でも提案可能!

田舎にある空き家の活用が難しいと言われる理由

この章では具体的になぜ田舎にある空き家は活用が難しいのかを解説していきます。

田舎にある空き家の活用が難しいと言われる理由

  • 貸せないことが多い
  • そもそもニーズが高くない
  • 法律で規制されているケースがある
  • 整備するのに費用がかかる

貸せないことが多い

田舎に空き家を所有している場合、多くの場合すぐに貸し出すことが難しいです。
主な理由は、長期間無人である田舎の空き家は家の劣化が進行していることが多いためです。例えば、床が抜ける恐れがあったり、天井に穴があいていたりなどの問題が生じている可能性があります。
さらに、以前の住人が使用していた家具が残されている場合、これらを撤去する必要があります。そのため、撤去作業は専門の業者に依頼する必要が生じます。

そもそもニーズが高くない

田舎に位置する空き家は周囲に住民が少ないため、借り手が見つかりにくいことが多いです。
田舎では電車やバスなどの公共交通機関の発達が都会に比べて劣っている場合が多く、移住を検討している人も、車が必須である生活環境に躊躇してしまう場合があります。

法律で規制されているケースがある

ニーズが高くないのであれば、空き家を取り壊して土地を売ることを考えている方もいるでしょう。 しかし、その土地の用途が法律で規制されている可能性があるため、注意が必要です。
日本には「都市計画法」という計画的な街づくりを目的とした法律があり、その中の「市街化調整区域」に位置する土地では、新たに建物を建てることや改築工事を行うことが制限されています。
自身が保有する空き家を取り壊す前に、区域について事前に調べておくと良いです。

区域を調べる方法について紹介します。

1.自身が保有している空き家の市区町村のウェブサイトから区域を調べる
空き家がある市町村のウェブサイトを調べると、都市計画法に基づき指定された区域を簡単に調べることができます。
インターネットで検索をする際に、空き家がある市区町村名と都市計画もしくは、市区町村名と用途地域マップと検索すると検索結果の上位に市区町村のウェブページが表示されますので、そちらを開いて調べてみましょう。
(例)新宿区 都市計画法 もしくは 新宿区 用途地域マップ

2.市区町村に直接連絡して区域を調べる
ウェブサイトでうまく調べることができなかった場合は直接、区町村に連絡して確認をしてみましょう。
市区町村の代表番号に連絡をして、電話に出られた方に「都市計画区域について教えてほしい」と伝えれば、担当部署に繋いでくれます。

3.国土交通省が公表している「国土数値情報サイト」から区画を調べる
市区町村へ連絡をする前に、国土交通省が公表している「国土数値情報サイト」から調べる方法もあります。

整備するのに費用がかかる

田舎に保有している空き家が古民家である場合、地盤の緩みや家屋の傾きなどで、住むことや他の用途に活用することが難しい状況になっていることがあります。
その結果、整備には相応のコストが発生する場合があるため、もし自身が空き家になった古民家を保有しているなら、整備に必要なコストを事前に調査しておくことが重要です。

田舎の空き家の活用例7選!

ここまでは、おもに田舎の空き家を住居として貸し出す場合の難しさについて、説明してきましたが、実は住居として活用する以外にも様々な活用方法があります。
いくつか紹介していきますので、参考にしてみてください。

田舎の空き家の活用例7選

  • アパート経営
  • 青空駐車場
  • 太陽光発電
  • 資材置き場
  • カフェなどの飲食店
  • レンタルスペース
  • 戸建て賃貸

アパート経営

1つ目はアパート経営です。
田舎にある空き家をアパートに改修して経営している事例があります。
さきほど、田舎に引っ越しをしてくる人は少ないといったことを紹介したのですが、実は田舎や田舎近辺にある工場へ働きに来る人向けに、安く貸し出すことで空き家を有効利用するといった事例があります。
企業側も遠方から雇用を採用しようとする中で寮を必要としているので、お互いにWin-Winな関係となり、長期に渡って企業側と賃貸契約をすることができる可能性があります。

青空駐車場

2つ目は青空駐車場として活用する方法です。
田舎でも近くに観光地や駅、たくさんの従業員が働いている工場や会社があるのであれば、空き家を取り壊して月極駐車場やコインパーキングにすることで、空き家だった場所を有効活用することができます。

太陽光発電

3つ目は太陽光発電を行う場所として活用する方法です。
太陽光発電を行う場所として活用する場合、自身で太陽光発電設備を購入し運営する方式と、太陽光発電事業を行う業者に空き家を含む土地を貸して運営する方式があります。
自身で太陽光発電設備を購入して運営する方式の場合、補助金を受けて太陽光発電設備を設置できますが、それでも数千万という莫大な資金が必要となる場合が多いため、多くの人は太陽光発電事業を行う業者に貸して運営する方式を利用しています。

資材置き場

4つ目は資材置き場として活用する方法です。
資材置き場として、近くの工場や土木業者に貸し出せば、多くの場合貸し出す前に更地にしたり、土地を整備したりする必要がなくそのまま貸し出すことができるため、あまりコストが掛からずに活用することができます。
田舎の空き家近くにそういった工場や土木会社などがあれば、資材置き場に活用できないか一度相談してみると良いでしょう。

カフェなどの飲食店

5つ目はカフェなどの飲食店に活用する方法です。
田舎には、近くに住民が気軽に利用できるような飲食店が意外と少なく、不便に感じている人も多くいます。
そのため、空き家をおしゃれなカフェや飲食店にして活用すれば、地域の活性化にもつながりますし、地元の食材や特産品を活かしたメニューを提供することで、観光客の方々にも魅力的な場所として認知されるでしょう。

レンタルスペース

6つ目はレンタルスペースとして活用する方法です。
地域のイベントなどに貸し出して活用すれば、地域の経済活動を活発化させるだけでなく、地域住民の交流促進にも一役買えます。
空き家を活用することで田舎の魅力が再発見され、新たな需要が生まれるでしょう。

戸建て賃貸

7つ目は戸建て賃貸です。
やはり、空き家を有効活用するには住宅として貸し出すのが一番シンプルですが、先程も解説したように、空き家を改修無しで貸し出すのは難しい場合が多いです。
田舎へ引っ越しをしたいと考えている人の多くは、現在都会に住んでいる30代から40代の方が多い印象ですが、引っ越しをしたらすぐに何不自由なく暮らせる家の方が好まれます。
とくに、以下のような場所が劣化している場合は、改修工事を行ってから賃貸として貸し出すことを検討してみましょう。

  • トイレや浴室といった水回り設備
  • 天井の雨漏り
  • 壁などに隙間があって害虫が侵入してくるような可能性がある箇所
  • 和室の畳
  • フローリング

また、リフォームには5,000,000円から20,000,000円程かかりますが、自治体からリフォーム補助金が支給される場合がありますので、お住まいの市区町村のウェブサイトなどで調べてみると良いでしょう。

戸建て賃貸の検討は早急に行うのがコツ

長期間空き家として放置された家は、人が住んでいる家と比べて急速に劣化するとされており、例えば木造住宅を1年以上放置すると、室内にカビや雨漏りが発生するケースがあります。 この劣化の主な原因として挙げられるのが、窓の開閉による空気の循環がないことや、室内が定期的に掃除されていないことにあります。 家が空き家になってしまった場合は、早期に戸建賃貸への転用を検討してみましょう。 そうすることで、劣化による改修費用を抑える可能性があります。

あなただけの
空き家解決方法が見つかる

POINT

あなたに合わせた空き家解決プランが 無料で受けられる!

あなたの空き家の悩みを解決するプロ集団1,800社の中から厳選!

一度のご相談で解決できなくても何度でも提案可能!

田舎の空き家をそのままにした場合どうなってしまうのか?

ここまでは、空き家の活用法について解説してきました。
では、空き家を放置しているとどんな障害が発生してしまうのか?を解説していきます。

空家対策特別措置法が適用され「特定空家」となる可能性がある

日本には、たくさんの空き家があり総務省統計局が平成30年(2018年)に行った「住宅・土地統計調査」では、空き家の数は8,489,000戸あり全国の住宅数の13.6%を占めているということが発表されました。

空家等対策特別措置法に該当する空き家の特徴

  • 倒壊する恐れがある空き家
  • 虫の発生源になっているまたは獣の住処になっている空き家
  • 隣家や道路へ枝や草が伸びており近隣住民に迷惑がかかっている空き家
  • ゴミの散乱や蓄積により悪臭が発生している空き家
  • 不法侵入者が出入りでき周辺の治安が悪化する可能性がある空き家

以上のような特徴に当てはまる空き家である場合は、そのまま放置していると自治体から改善の勧告を受けたり、固定資産税が最大6倍に都市計画税は最大3倍に増額される可能性があります。

倒壊・犯罪などの危険性が高まる

戸建て賃貸の活用法で触れた通り長期間放置された空き家は、人が住んでいる時よりも劣化が早まり倒壊の危険性が増すほか、窓ガラスが割られ不法侵入されるリスクも高まります。
放置せず定期的に室内の換気や庭の手入れを行い、家の劣化や犯罪へのリスクを軽減しましょう。
自身での管理が難しいと感じている場合は、空き家の管理代行を利用すると良いでしょう。遠方に住んでいるため空き家の管理が難しい方や、高齢で空き家の管理が難しくなってしまった方などが、空き家管理代行業者を利用しています。
空き家の状態を外から目視チェックを行ったり、室内の換気や雨漏りのチェックをしてくれたり、サービスは様々ありますので気になる方は一度調べてみると良いでしょう。

害虫の発生や老朽化などに繋がる

空き家をそのままにしておくと景観が損なわれ、悪臭や害虫の問題が発生したり、近隣住民に迷惑をかけてしまったり場合があります。
さらに、長期間放置されて劣化した空き家は、不法占拠や不法投棄のような犯罪に利用されやすくなります。
また、老朽化により屋根や壁が崩れると、隣家や通行人に危害を加える可能性もありますので、空き家は放置するのではなく、改修して自身が住むことを検討したり、不動産業者などに買い取ってもらったりするなど、早急に検討をするようにしましょう。

まとめ

今回は田舎にある空き家の活用方や空き家を放置していると発生するリスクについて、改善方法を交えながら解説してきました。 田舎にある空き家は住居として活用するには、借り手の需要が少なく巨額の改修費用がかかることもあるため、リスクと感じる場合があります。 ですが、田舎周辺の需要に合わせて青空駐車場や資材置き場など、様々な用途で活用することで、長年放置されていた空き家も活用されるようになります。 ほかにも、発想ひとつで様々な活用法がありますので空き家を住居以外の活用ができないか、視野を広めて考えてみませんか?

あなただけの
空き家解決方法が見つかる

POINT

あなたに合わせた空き家解決プランが 無料で受けられる!

あなたの空き家の悩みを解決するプロ集団1,800社の中から厳選!

一度のご相談で解決できなくても何度でも提案可能!

あなただけの
空き家解決方法が見つかる

詳細はこちら