② 成功させるために『ツアーの種類を知る』
海外旅行は「パッケージツアー」や「個人旅行」などいくつかの種類に分けることができます。
それぞれの特徴や違いをしっかり把握し、旅行の行き先や目的、また旅行経験値によって使い分けると良いでしょう
旅行会社が企画・実施している募集型のツアーです。
パッケージツアーと呼ばれるものの中でも、日本の空港から添乗員がついてくるもの、あるいは添乗員ではなく現地のガイドがつくもの、航空券とホテルのみセットになっているものなどの違いがあるので、事前にチェックしましょう。
出国から帰国まで添乗員が旅行をトータルサポートしてくれるツアーです。初めての海外旅行や飛行機の乗り継ぎがある場合、その国の言葉が得意ではない場合などは添乗員つきツアーの方が安心して旅行を楽しむことができるかもしれません。
また、添乗員付きツアーはスケジュールがしっかり立てられていることが多いため効率よく観光することができるので、初めての国や複数の国を周遊する場合などには特にオススメです。
また、添乗員付きツアーでも、自由行動の時間が組み込まれているものもあるので、ツアーの内容をしっかり確認してみましょう。
空港からホテルまでの送迎や、ガイドが必要な観光地をまわる際の案内などをするために現地でサポートしてくれる人がつくツアーを指します。
空港とホテル間の送迎一つをとっても、往復でつく・片道しかつかないなど、ガイド内容はツアーによって様々なのでどのようなサポートがつくのかを確認するようにしましょう。
旅行会社が目的地までの移動手段と宿泊施設をセットにして販売しているものです。
観光スケジュールなどは一切組まれていないため、自分で好きなように旅行の中身を組立てることができます。添乗員の同行はないので個人の負担が大きくなってしまいますが、自由に観光したい方や計画を立てるのが好きな方はフリープランで旅行をするのも良いでしょう。
また、中には自力での観光が難しい場所もありますが、オプショナルツアーを付ければ、そのような地域にも行く事ができます。場所によって、自分たちだけで観光をするのか、オプショナルツアーを付けるのかを決めれば、より効率よくまわることができます。近郊の都市を観光するのであれば自分たちでまわるほうが自由度も高く満喫できますが、公共交通機関だけでは行けなかったり、行けても乗り継ぎが必要になったりする場合はオプショナルツアーでまわることをオススメします。
移動手段と宿泊施設をそれぞれ個人で手配する旅行を指します。
旅行会社がまとめて仕入れているパッケージツアーに比べると個人での手配になるため、全体として割高になってしまうことがありますが、交通手段も宿泊施設も好きなものを選ぶことができるので、自由度は一番高いです。
ただし、ほとんどのパッケージツアーにはついている空港と宿泊施設間の送迎や、現地サポートなども個人旅行の場合はついていません。オプショナルツアーをつけない限り、現地で必要なものは全て自分で準備して動かなければいけないので、旅行の計画段階から帰国までの負担が大きくなります。
パッケージツアーが組まれていない国に行きたい場合や、旅行慣れしている方、自分だけのこだわりの旅行をしたい方などはこちらを利用するのも良いでしょう。負担が大きい反面、旅行の計画も立て甲斐がありますし、旅行中でも状況に合わせてスケジュール変更が可能なので、自分次第でより満足度の高い旅行にすることができます。
旅行先で参加することができるアクティビティや観光を「オプショナルツアー」と呼びます。
ツアー代金とは別途で料金が必要になりますが、パッケージツアーなどに組み込まれていない観光地をまわったり現地でアクティビティに参加したりしたい場合などに便利です。
パッケージツアーに参加する場合は、旅行会社で合わせて手配してもらうことができますし、オプショナルツアーを専門で扱っている旅行会社もあるので、個人旅行でも参加することができます。
オプショナルツアーを上手に組み込めば、より効率のよい充実した旅行になるでしょう。