これは必見!住まい購入のワンポイント講座
これだけは押さえたい!住まい探しのポイント
もしも、「あなたの住まいに対するコンセプトは何ですか?」と人から聞かれた場合、明確に答えることができるでしょうか。
コンセプトとは、人それぞれの「概念」であり、その人(家族)の特有の「考え方」です。
これは、購入する際の具体的条件(例えば、希望エリア、間取り、広さ、予算など)を指しているのではなく、「自分のライフスタイル」や「住まい方そのもの」です。
そのコンセプトのもと、購入条件をどのようにしていくかを紐づけることが大切な要素と言えます。
なぜ、コンセプトを掲げる必要があるかというと、住まい探しを始めるということは、これから膨大な不動産の関連情報に触れていかなければならないのです。
その情報の渦の中で、「何が何だかわからなくなった」、「何をやっているんだろう」と自分を見失う事態に陥ることも珍しくありません。
そんな時でも、自分の「住まいコンセプト」を掲げていれば、
常に原点に立ちかえることが可能になりますし、「何故そうなのか?」という自他の問いかけにも答えられると言うことです。
購入のタイミングは「いつ」なのか?
「今は買い時か?」
この問いかけは、いつの時代でも付きまとう言葉としてよく語られていますよね。
では、この言葉の意味は一体何を指しているのでしょうか?
景気にみる将来の不動産市場の動向でしょうか、政治的背景でしょうか、
はたまた税制優遇や住宅ローン金利動向などの総合的判断なのでしょうか。
確かに、これらの動向は住まい購入の「買い時」を判断する一因になることは確かです。
しかし、「買い時」の本質は必ずしもそうではありません。
住宅を購入する際に、ほとんどの人は住宅ローンを利用することと思います。
住宅ローンには、返済期間の上限があり、完済年齢の上限が設定されているのです。
ちなみに、あなたの今の年齢はおいくつですか?
仮に、完済年齢を75歳、最長35年の返済期間が可能な住宅ローンだとしたら、
あなたはあと何年返済が可能でしょうか。
仮に40歳だとしたらギリギリ35年間、50歳だとしたら25年間が上限です。
もう一つ住宅ローンを利用する際の大切な要件があります。
それは「健康」であること。
住宅ローンの審査には、団体信用生命保険に加入できることが必須条件です。
過去、もしくは現在において「大きな病気など」で長期入院していたり、
現在も治療中で完治していない場合、住宅ローンそのものが組めないことがあります。
今が健康でも、将来的に何があるかわかりませんよね。
つまり、「若さと健康(と気力?)が保たれているうち」が本当の意味での「買い時」であることを
忘れないでほしいと思います。