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知って得する!不動産取引の交渉術
交渉相手を間違うな!
値引き交渉をしようと思ったら、一体誰を相手に交渉するのでしょうか?
そのほとんどは、取引を介している不動産会社の担当者(営業マン)だと思いますが、
実際に値引きをするか、しないかの決定権者ではありません。
それでは、決定権者は誰なのかと言えば、たいがいは「売主」です。
しかし、実際の交渉ごとは売主に直談判する機会はほとんどなく、
担当営業マンを通じて行うのが一般的です。
たとえ、取引の対象となる物件が、交渉担当者が属している会社が売主だったとしても、
「担当者=売主」ではなく、担当者は売主である会社の「代理人」にすぎないのです。
通常、交渉ごとは利害関係が生じますから、
交渉相手との関係も「敵対的」のような形になりがちです。
しかし、交渉担当者の立ち位置を考えれば、「敵」ではなく「味方」につけるべきものなのです。
交渉担当者を味方につければ、単に「値引きができる、できない」の極論交渉ではなく、
「どうしたら値引きが出来るようになるか」と言った観点から、
本音でアドバイスをしてくれるかもしれません。
このようなことから、交渉担当者とは「良好な関係」をつくりあげることが、得策だと言えるでしょう。