もうひとつの家造り

「リフォーム」という名の、もうひとつの家造り

自由な発想で「家」を考えれば、「リフォーム」も楽しい！

家というのは、なにも四角だけじゃなくてもいいと思います。

極端な話、三角でも、五角でもいいんです。
部屋も間取りも、最初は、どうでもいいんです。
既成概念にとらわれすぎてしまうと、そこで思考が停止してしまいます。

まずは、ゼロからの発想で、自分なりに住み心地のいい家を考えてみると、思いもよらない構想が浮かんでくるはずです。

もちろん、「リフォーム」もそうです。

家を変えたいなら、まずは、発想を自由に膨らませてみてください。

「リフォーム」は、ただたんに家を造り変えるだけじゃなくて、もう一歩、踏み込んだ姿勢で考えてみると、さらにさまざまなイメージが広がると思います。

たとえば、「今後、自分をこう変えていきたいから、この部分を変えてみよう」といった、自分の目標を定めて、それを実現するための「リフォーム」です。

人には、こういった転換期が必ずあると思います。

そんなときに、今までの家がガラッと変身するだけでも、気持ちの中の大きな弾みになると思います。

自分の思いはどれくらい強いのか、どんな新しい出発を望んでいるのか、それを実現するにはどうしたらいいのか、ひとつひとつ、じっくりと考えてみると、家を変身させるさまざまな構想が膨らんでくるはずです。
また、家族みんなで、家族の夢や目標、理想を話し合って、それを実現するための家造りを考えるのも楽しいことだと思います。

そして、「リフォーム」で家が新しくなったときには、ぜひ、その目標なり夢なりを実現させてほしいと思います。
みなさんの夢の実現に、家造りがひと役かっていたとしたら、建築家としては、こんな嬉しいことはありません。
家が変わったら、ぜひ、夢も叶えてください。