バイヤーズエージェント(購入代理人)について
バイヤーズ・エージェントが、なぜ必要なのか?
今や、住まい探しをする方は気軽にインターネットやフリーペーパーなどで、
比較的容易に不動産物件情報を探すことができるようになりました。
このような状況は住まい探しをする方にとって
不動産会社にわざわざ行かなくても同じように豊富な情報を簡単に入手できる
その情報を自分自身で納得いくまで比較検討できる
といった大きなメリットがあります。
その反面、情報のほとんどが、売り主から依頼を受けた物件の情報ですので、
直接その情報もとである不動産会社に問い合わせた場合、
売り主側に有利なように交渉に進む場合が多くなると考えられるのです。
だからこそ、買い主の代理人として買い主の立場で、
売り主もしくは売り主側の不動産会社と様々な条件を交渉し、
対象となる不動産の調査・権利関係の調整等、
高度で複雑・多岐にわたる不動産取引業務を買い主だけの利益の保護のために行動する
「バイヤーズ・エージェント(買い主専属の代理人)」が必要なのです。
アメリカではプロスポーツ選手が、チーム移籍や契約更改等の際、
選手に代わってエージェントが移籍金や契約条件を交渉していますよね。
「バイヤーズ・エージェント」とは、その不動産購入版なのです。
「人生で最も重要な買いもの」のひとつである住宅購入の際に、
プロの助けを得たいと考えるのは合理的でもあり、
失敗を防ぐためには最善の方法かもしれませんね。
バイヤーズ・エージェントのしくみ
バイヤーズ・エージェントは、買い主のために売り主側の不動産会社と、
取引交渉を行ってくれます。
当然、対象となる不動産についてもプロの目で判定しますので、
不利な情報があれば買い主に伝えます。
場合によっては購入の見送りをすすめることもあります。
バイヤーズ・エージェントは買い主がどの物件を購入しても手数料が得られるので
公平な目でアドバイスが出来ます。