不動産売却チェックポイント

「ご縁」を大切に

あまり欲をださないことです。
チャンスを逃さないようにしましょう。

たとえば、4,200万円で売りに出し、すぐに反響があったが、
買い希望価格は3,900万円。
ここで双方歩み寄って4,050万円で成約したとします。

この買い希望者が現れたとき、
「まだ売り出してからあまり時間が経ってないし、3,900万円なんてとんでもない。
これは断ってもう少し様子を見よう。こんなにはやく反響があったんだから、
まだまだ買い希望者はあるはず」
といって商談を断ったら、その後まったく反響がなくなり、
結局半年後、3,800万円で売らざるを得なくなった・・・
という話はよくあります。

はじめの「縁」を大事にすることが、
最終的には良い結果をもたらすことが多いようです。
初めての売却経験だと「売り」のタイミングというのはわかりませんし、
どう決断したらよいかもわからないものです。

不動産業者は、「ここで売ったほうがいい」とか「はやく決断した方がいい」
とアドバイスしてくれるにもかかわらず、
欲を出してしまうと的確な判断ができなくなってしまうものです。

「不動産は縁のもの。このご縁を大切に。」
住まいの売却にあたってはぜひこれを心がけ、売却のタイミングを逃さないようにしましょう。